インターネット体験会@聚福園
12月3日の11時から14時まで、地元の香港ダイニング・聚福園で「インターネット体験会」を催しました。来場者とスタッフ(地元の電気屋さん、プロバイダさん、接続業者さん)を入れて総勢20名。美味しい昼食を挟んで、「インターネットとは何か?何が出来るのか?」というお話をしました。場所を提供してくださった聚福園の方々、御協力頂いたスタッフの方々、どうも有り難うございました。昨年、私・マティックの暮らす吹上町永吉地区でも、ようやくADSL回線が繋がった訳ですが(8年待った!)、その後加入者が伸び悩んでいる事から、やはりここで再び体験会を開く必要があると感じていた訳です。このブログではことある毎にお伝えしていますが、いわゆる地域格差がますます加速しています。このブログも「本当に住み続けられるのか」という危機感もあって続けている訳です。情報が発信出来ない地域は、長期的に見れば衰退していくと思っているので、かつて賑わっていた頃の地域を取り戻すためにも、住民の一人一人が、何とかインターネットの世界に踏み込んで欲しい。10年間暮らして実感しているのは、こういう場所でインターネット社会を充実させていく事が「鬼に金棒」的な魅力に繋がっていくということ。本当に勿体ない。日本人の殆どが、都会での生活・・・豪華客船に乗りたがっているのではないかという懸念が、自分の中で拡大し続けています。豪華客船に乗ろうとしている人に限ってITに強かったりね。だけれども、豪華客船は自分で行き先を決められないし、それなりのリスクもあります。便利は本当に便利なのか、不便は本当に不便なのか、価値観の転換が迫られています。そんな中、僕よりも10歳ほど若いクリエイターが1名、この地域に引っ越してくる事が決まりました。こういう事態を「奇跡」ではなく「普通の選択」と感じられるようなる2010年代にしたいですね。興味がある方、行動してください。















はな
2010/12/05 23:45
人間、どこででも暮らしていけると思う時、日本の田舎のなんと平和で豊かなことか…!と感動します。
ただし、インターネットという金棒があるとないとでは、格段に仕事や嗜好・世界とのコミュニケーションが変わります。これは本当。
こんな暮らしが「普通の選択」だと、自由度が高まると、実践している側は思うのですけれどね。
郡山も取り残されたようなスポットです。
ohtematic
2010/12/06 05:06
「どこでも暮らしていける」と思える人は、特殊な技能を持った人、という考えが多数だと思うのですが、違う。都市部で働くビジネスマンこそ、在宅勤務を実践出来る人なのでは?といつも思います。テレビ会議も可能ですし、とにかく、今の仕事を継続しつつ、故郷に戻って両親や子供と大家族を形成していく・・・近代社会以前の日本の家族に戻る、という事が未来社会への近道だと思うんです。「年金が破綻しても、野菜と果物を作ってしのぐ」そういうモデルを政治家は打ち出せませんね。