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date 2010.12.9
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「棲み家」をめぐる28の住宅模型展

「棲み家」をめぐる28の住宅模型展

マルヤガーデンズ4Fにて、「ONOKEN」太田則宏建築事務所による展覧会『「棲み家」をめぐる28の住宅模型展』が行われています。早速出かけてきました。オノケンさんは、様々な場面で良くお見かけします(抽象的な言い方ですね)。その落ち着いた風貌の裏返しなのか、ブログやツイッター上での発信内容はいつも刺激的。住宅メーカーの提供する「はい。これ便利ですよ。住みやすいですよ。」といったパッケージは、住み手の想像力を奪うのではないかと僕は感じていますが、オノケンさんは敢えて「棲み家」というキーワードで、ご自身の設計された住宅を語っています。これまでブログでチェックしてきた住宅の模型が一堂に会しており、圧巻。ひとつひとつ手にとって確かめる事が出来ます。小さな模型から、近未来の鹿児島を想像するひととき。写真は、気に入った住宅に投票するための「人形」です。会期は12月14日(火)まで。11:00-21:00。

Comments: 3 comments

  1. 私も今朝一番に行ってきました。今日はお会いできなかったですね(笑)
    会場に入って思わず叫んでしまいました。
    私の大好きな世界が広がっていて。。
    「人」が「家」に増えていく仕掛けもワクワクで、いつまでも遊んでいたい空間でした。
    また、明日も行く予定です♪
  2. 本日はご来場ありがとうございました!
    ”想像力”は建築を学び始めてから一番最初に根本に設定したテーマだったので、それを住宅に落とし込んだのが”棲み家”だったのかなと本文を読んで思いました。
    来ていただいた皆さんにもし、楽しいとか何かしらの感情を持って頂けたのなら、それは想像力の入る余地があったからかもしれない、と思うと素直に嬉しいです。
    本当にそれを実現していけるかどうかはこれからなので一歩ずつ前に進んでいきたいです。
  3. ohtematic

    pandaさん→
    芳名帳にサインをしましたが、早川さんの次でした。残念!入れ違いだったかも知れませんね。市内中心部にはなかなか行く機会がありませんが、近所だったら毎日行きたい展覧会ですね。イラストとは違って、ものすごく実感があるといいますか・・・こんな暮らしをしたらどうなんだろう・・・とワクワクします。
    オノケンさん→
    こちらこそ有り難うございました。自然と闘ったり共存したり、昔の日本人はそういう知恵を体内に宿していたと思うのですが、最近では「至れり尽くせり主義」で便利じゃないと生きられない人が増えてきたと思うんです。その結果としての都市人気、そして周辺地域の過疎化がある。ナウシカの様に虫と対話できるキャラクターは尊敬されますが、現実には、虫が嫌いという女性が多い。棲み家というのは、過去の知恵を取り戻すための軸であると感じました。