Coyoteに「サトッサン」登場。
MAGAZINE FOR NEW TRAVELERS、雑誌「Coyote」の最新号(No.46)の113頁から16ページにわたって鹿児島特集が組まれています。その中で「サトッサンの日常」というタイトルで、私、マティックが紹介されています。「サトッサン」とは?こちらに越してきたときに、いきなり地元の方々から「サトッサン」と呼ばれたんです。「聡さん」の鹿児島弁ですね。この集落では、他界した祖父や父が生活していた頃の記憶が住民の間でまだ色濃く残っており、名前で呼ぶ方が自然だという事なんですね(僕は友人、知人からも名字で呼ばれることがほぼ100%)。記憶をないがしろにする事がクールとされる様な社会において、このような状態は大変貴重と言えます。家紋って、今でも存在しているけど、昔の人は家や家族を繋いでいくことにもっと責任や誇りがあったんだと思います。こうした最小単位の行いが崩れたので、日本も崩れかけている。鹿児島に住んでいると、集落の方から今回の例にある様な、本来当たり前だった事を感じ取ることが出来ます。今回の「Coyote」の記事は、そうした話を違う角度から「ぼくの鹿児島案内」(関連動画1.2.)の著者である岡本仁さんが描写してくださいました。何と「Coyote」は今号をもって休刊となるそう。ホンマタカシさんのポートレイト写真特集もかなり読み応えがありました。是非、お手元に一冊どうぞ。
しば
2010/12/30 00:04
今回のは見逃してました!
手に取ってパラパラしたんだけどな〜
たしかに地元(?)にいると
名字でなく名前で呼ばれる機会は増えますね。
いまだに慣れませんけど。
ohtematic
2010/12/30 03:59
coyote、物凄く分厚い雑誌ですからね、立ち読みだとフォローしきれないと思います。東京でも、下町などにはある光景なのかも知れませんが「名前で呼ばれる」というのは意外と全国共通なのかな?自分にとっては、新鮮な出来事だったんですよね。
カエ
2011/01/22 20:57
ohtematic
2011/01/23 04:31
有り難うございます!中綴じ風の誌面、鹿児島特集・・・。あれで最終号というのが勿体ないですよね〜。出版業界、厳しいと聞いていますが、実感はありますか?
カエ
2011/01/23 11:52
ohtematic
2011/01/24 03:38
全体に予算を削っている感じは、鹿児島に住んでいても伝わってきていますね。イラストの単価が下がってきていますし!日本全体が、モノで溢れていた時代から、慎ましく生活するスタイルに変わってきているんでしょうね。