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date 2011.4.25
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「レッツゴー仮面ライダー」と「ウルトラマンアート」

「レッツゴー仮面ライダー」と「ウルトラマンアート」

TOHOシネマズ与次郎にて「オーズ 電王 オールライダー レッツゴー仮面ライダー」(タイトル長〜)を、鹿児島市立美術館にて「ウルトラマンアート」を観てきました。仮面ライダーは40周年記念作品。僕が5歳の時に誕生したヒーローで、6歳になる息子と鑑賞したのですが、親子二世代がすっぽりと包まれるスケールでシリーズが続いているという事をリアルに体感。さすがに最近のスタイリッシュな平成ライダーにはついていけない部分もありますが、お父さん世代も楽しめる様に昔のライダーも集結。昔の怪人も沢山出てきました。何でみんな生きているのだろうか?「おいおいシオマネキングだよ・・・」と、心の中で40年ぶりに叫ぶ始末。こういう名前って、意外とスーッと出てくる。忘れないものですよね、英単語はどんどん忘れるけれども・・・。ライダーキックが必殺技の初代ライダーに対して、最近のライダーはメカに頼ってばかり。石ノ森章太郎のスピリッツがどれだけ継承されているのか気になるところではあります。
また、ウルトラマンアートの方は、ウルトラマンとウルトラセブンに的を絞った展覧会で、こちらもジャストミート世代。展覧会場の一部は撮影自由!という事で、我を忘れてパチリパチリ。まだサブカルなんていう括りはなくて、芸術家が制作に携わっている事が良く解りました。古くは「宇宙人東京に現わる」で岡本太郎が美術をやっていた事もありましたが、そういう時代の産物は影響力が濃いですよね。今は何でもかんでも細分化された趣味・傾向の中で造られるのでターゲット層も狭くなってしまう。この悩みから抜けだすのは至難の技ですが、大きな意識を持って創作活動にあたりたいものです(そういう意味で昔のクリエーターは羨ましい)。また、展覧会場の出口には危険なグッズが沢山売られているので、散財しない様に気をつけた方がいいと思います。僕は結構、使っちゃいました。
仮面ライダーにしてもウルトラマンにしても、あと1000年経てば弥勒菩薩と並ぶ様な国宝としての価値も出てくるんだろうなと思った次第。
「スター・ウォーズ」にカルチャーショックを受ける以前には、こうしたテレビシリーズの影響があった・・・記憶の底をひっかきまわされている様な2011年の春です。

Comments: 3 comments

  1. take@かごMUG

    ウルトラマン、ウルトラセブン、そして仮面ライダー1号、2号はちょうど、僕らの世代のヒーローですよねー。
    近年のウルトラシリーズや仮面ライダーへの情熱はやや冷めたものが有りますが、幼い頃の憧れたひーろーへの情熱は、今でも変わりません。
  2. ウルトラマンアートの写真のアングル、「我を忘れてパチリパチリ」ぶりが目に浮かびます(笑)
  3. ohtematic

    take@かごMUGさん→
    そうですね。仮面ライダーで言うとV3まで、ウルトラマンだとエースあたりまでは真剣に見ていましたね。今は、遺伝子的な部分を見つけて楽しんでいます。自分もこういうシリーズを造れたらいいなあと思います。
    ptaさん→
    お恥ずかしい。
    この日、何故か望遠レンズを装着していまして・・・美術館の壁という壁にへばりついて撮っていました。おとなげない。この写真もベストとは言い難いですね〜
    また行こうと思いますがGWは混むでしょうね。