個展終了。有り難うございました。
お陰様で無事に個展を終えて昨日から普通の男の子に戻っています。最終日に行われたトークセッション「市電とまちの未来像」。いつもの通り、語り忘れたことが頭の中をグルグルと回っています。「これから何をしたいですか?」という37デザインの味園氏に聞かれた時、(あわてて)思わず水戸岡さんの例を出してしまいました。おそらく、上手く伝わっていない部分が大きかったのではないかと思います。イラストレーターとして街にかかわる際、今が体力的にも技術的にもピークだから、どんどん鹿児島の未来を描きたい、という事が言いたかった。以前、天文館いづろ地区の活性化ワーキンググループに参加した際には「空き店舗のシャッターに絵を描いて欲しい」というリクエストがありました。いや、そういう事じゃない・・・。壁画で街が活性化するとは思わないし、むしろ寂しさを強調してしまうのではないでしょうか。デザインに出来る事、イラストの役割って、もっと大きい。まずは街作りの全体像から。写真や模型では伝えられない世界というのがあって、その隙間にイラストレーターがいる。営業トークに聞こえるかもしれないけど、そういう(全体像的な)仕事が普通になればいい。建築家も、余った予算で無理矢理行われるその場しのぎの街作りに携わるのではなく、鹿児島の未来像に向かって突き進める様な環境が出来ればいい。このお金をここに使って欲しいという事例ばかりが目立つ。今回、東川氏は「それぞれの立ち位置」の話をされた。自分の役割をきちんとまっとうしていれば、街は理想的な発展を遂げて行くと信じたい。その並行する動きが複雑になってしまったり、止まったりしていないだろうか。ここは、僕の専門ではないので「かごまちシンポ」の計画に期待したいところ。
masanori
2011/05/08 08:35
今回は天文館ということもあり、実物の市電を見つつ個展を拝見させていただきました。
手塚治虫が描いた未来図が実際に目の前にある光景のように、今回描かれた風景も必ず実現すると思います。車も進化していますが、最終的に公共の交通機関がどのように発展し生かされるかが、これからの街づくりに大きく関わってくると思います。
まずは日置市電の実現化を目標に取り組みませんか。
ohtematic
2011/05/08 09:36
何度も足を運んで頂き有り難うございました。路面電車の件、日置市のまちおこし課の方がいらっしゃったので、「とりあえず伊作-永吉間で走らせませんか?」とお話したところでした。実現させたいですね!