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date 2011.8.18
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夏休みというもの

夏休みというもの

夏休みも残り僅かとなってきました。長男が小学一年生なので、絵日記ネタになるようなイベントを作らないといけないと思っているところ。結局のところ「自分が体験した夏休みの楽しさを超えて欲しい」という願いがどこかにある。いざ、それを提供する側に回ると、何をして良いやら?なかなか難しい。子供は黙っていても遊ぶし、それなりに楽しんで過ごしているんだろう。時代も違うし、昔の自分と比較するというのも無理な話だ。僕が小学生だった頃の一番の想い出は、寝台特急に乗って鹿児島に帰省したことだった。夏休みに入るひと月以上も前から、リュックにいろんなものを詰め込んで、テンションは上がりまくっていた。ただ、今年の場合はそうした長旅を計画出来そうにない。妻の実家である埼玉に帰省する予定があったが、震災で吹き飛んだ。勿論、放射能の問題を考慮しての決断だ。遠く離れた鹿児島では、どんどん関心が薄れているのかも知れないが、ここに来てようやく詳細なデータが浮かび上がってきている様に思える。ネットからは目が離せない。「被災地に行って、手伝え」という声と、「とにかく逃げろ」という声。どちらも正論なんだろう。前者は、人間らしい意見、後者は、生物言語としての意見なのかも知れない。こんな夏休みになるとは思わなかった。

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