「いま、地方で生きるということ」西村佳哲著
「いま、地方で生きるということ」西村佳哲著
震災・原発という「悲しい引き金」によって、生き方について考えを改める時代に突入しました。この書籍の帯にはこう書かれてあります。
—–震災を経て、あらためて自問した—-。「どこで働く?」「どこで生きる?」わからなさを携え、東北、九州を巡った旅の記録。『自分の仕事をつくる』などで「働き・生きる事」を考察してきた著者が、「場所」から「生きること」を考えた、働き方研究家の新境地。—–
著者の西村さんには、S大学のK氏の紹介で、今年の5月25日に初めてお会いしました。ルーツを鹿児島に持ち、東京で育ち、同じ大学の出身・・・という事で、少しばかり境遇が似ています。短い時間でしたが、非常に内容の濃い会話が出来ました。(たまたまうちに著書「自分の仕事をつくる」があったのでサインをして頂きました〜。)僕の様に移住してしまった立場で発信することは、読者に対して説得力はないのかも知れませんが、この書籍で西村さんは「わからなさを携えている」という姿勢をとられているので、生き方を見直そうと考えている方には最高の指南書となると思います。あまりにも充実した内容なので簡単には紹介出来ませんが、東北での話、九州での話、大きく分けると二部構成になっていますが、これからを生き抜く考え方を持っている方の発言がまとめられています。僕も少しだけ登場しています(ジョン氏やアンディ氏も・・・)、おすすめです!















リッカ
2011/08/26 13:49
単純に、自分の仕事を作れたら、いろんな意味で充実しそうだし、
今後はそれが必要な時代になってくるような気がしたからです。
こちらの本も興味深いですね!
大寺さんやアンディも少しだけ登場しているのですか?!
ますます読みたいですねー(笑)
ohtematic
2011/08/29 01:23
有り難うございます、是非読んでみてください。結局のところ「自分の仕事を作る」というのは、昔の人はやっていた訳ですよね。誰かに任せたりすることで世の中的に仕事は増えたけれど、自分の中の知恵というのは減っていったのではないかと思っています。自由とは何か?面倒かも知れませんが、生活の中で責任を追う場面を多く持つ事なのではないでしょうか。
しば
2011/08/30 04:04
だれも表立って言わないし、あえて知らないふり?
『そんな事言ったって今更どうしようもない』ってことなのか?
今の平穏さが逆に違和感をかき立てます。
http://uesugitakashi.com/?p=964
何年後かに日本が「トータルリコールの火星」みたくなってしまうんじゃないかと
怖いです。
ohtematic
2011/08/30 04:39
紹介して頂いた動画、拝見しました。ドイツの番組の方が客観的で解りやすいですね。それにしても最近の「忘れ去られた感じ」は、本当に怖いですね。もう政府は信用出来ないから、自給自足の出来る土地へ移住する、というアクションを起こせる人が増えて欲しいんですけれども。結局は郷土愛とか、住宅のローンが残っているとか、そういう理由で地域にロックされている。このままでは本当に日本は終わってしまいます。
しば
2011/08/31 10:29
ネットに繋がっていない人は日本の新聞、テレビをかなり信用しているようですね。
どうやら、リンクの動画はどういう訳か福島中央テレビの申し立てで削除されてしまったようです。
理由は著作権侵害だそうです。不自然。
文科省のセシウム土壌汚染マップも頭の良い人たちが作ったとは思えない見にくさで
作為を感じます。ほんと不自然。
http://radioactivity.mext.go.jp/ja/distribution_map_around_FukushimaNPP/
ohtematic
2011/09/01 04:27
今回の震災は世代や生活スタイルによって認識が全然違いますね。テレビの報道番組は「アウトラインを掴む程度」には必要なんだなと思っています。今回の民主党代表選は、ネット報道だけに頼っていたら完全に乗り遅れてしまったので・・・。結局のところ「これまでは厄介だと思われてきた事と向き合い、どう生きるか」という時代に突入しましたね。これまでのモラトリアム人間では許されない様な。リンクの動画は再アップされた様です。
http://www.youtube.com/watch?v=VpdrvozDJJo&feature=player_embedded#!
福島の汚染マップ、本当に解りにくいですね。こんなものを見て安心出来る人はいないでしょうね。それ以前に逃げる人は逃げているでしょうし、留まる覚悟の人は留まっているでしょうし。とにかく遅い。