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date 2011.9.2
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DVD6枚

DVD6枚

イオン鹿児島に入っている「旭屋書店」がCD/DVDの在庫一掃セールをやっていました(ちょっと前の話なのでもう終わっていると思います)。今後、CD/DVDは扱わないのかも知れませんね。そんな訳で、全て500円という超特価で販売されていました。学生時代に傾倒していたウディ・アレンの作品3本「インテリア」「セプテンバー」「サマーナイト」は、オールナイトや3本立てで一度ずつしか観た記憶はありません。「コンドル」はレーザーディスクでも持っていますが買い直し、ですね。1975年、シドニー・ポラック監督。ロバート・レッドフォードとマックス・フォン・シドーとフェイ・ダナウェイ。この手のハードボイルドモノは70年代が一番かっこ良く感じます。残りの二本はまだ観たことはありませんが、デヴィッド・リンチの「ロスト・ハイウェイ」とミシェル・ゴンドリーの「僕らのミライへ逆回転」です。こうやって並べてみると、500円だと作家性の強いものを選ぶ傾向があるんだな〜と客観視出来ます。勇気が出るんでしょうね。

Comments: 2 comments

  1. Dr,Moonloght

    やはり「コンドル」ですね!さすが判ってますね!シドニー・ポラックの作品の中でも最高ではないでしょうか。エンターテイメントであり、社会派のサスペンスドラマですね。終盤、CIAニューヨーク支局長がアメリカが戦争をする理由を語っていますが、実際今もほぼ同じ理由で戦争をしているのがすごいですよね。今回のリビアの革命も実はフランス、イギリスが主体のNATO軍が5000回以上空爆しているという事、革命軍の民兵に化けたNATOの特殊部隊が戦闘しているという事は日本ではほとんど報道されていない。NATOの狙いはイラクに入ったアメリカと同じで石油利権だということ。その基本メカニズムはこの映画で支局長が語ってる事と同じだと思います。

    そしておっしゃる様にこの頃のハードボイルド映画の雰囲気はほんと素晴らしい。現在の映画でその雰囲気を理解して、再現できたのがフィンチャーの「ゾディアック」だと思います。フィンチャーの映画では「ファイトクラブ」の次に好きです。
  2. ohtematic

    Dr,Moonloght氏→
    「コンドル」、正直に言うとあまり内容は覚えていないんですが、政治的な観点ではなく、ディティールにホレボレした記憶があります。Dr,Moonloghtさんは何度も観たのか、或いは記憶力がいいのか、きちんと現在の情勢になぞらえて解釈し直しているところが素晴らしい・・・。結局は石油なんですか。
    ゾディアックは、確かにあの頃の雰囲気を上手く出していましたね!