昔のビテチョー
何册かは捨ててしまったけれど、倉庫の奥から引っ張りだしてきた美術手帖(BT)。学生の頃は、毎月買っていた様な気がする。こういう話をすると、全て昔話の様に聞こえてしまうかも知れないけど、昔って、もっと美術が「みんなのもの」だったような気がする。ウォーホルに代表されるヒーローもいたし。例えばこの頃は、ビデオテープのCMでは芸術家を起用していた。ウォーホル!岡本太郎!日比野克彦!美術そのものが矮小化してしまったせいなのか、それともターゲット層が大幅に変わったのか、BTは辛くてページを開けない号もある。買ってない。自分の感性が古くなったことを差し引いても、釈然としない思いがある。あの頃、大衆はもう少し芸術家の方を向いていたのではないか。














