イラストレーションの可能性とアースデイかごしま2012
先日、志の高いイラストレーターと会う機会があって「イラストでもっと出来ることがある筈」という話題で盛り上がった。僕たちの世代は、かろうじて「イラストのワクワク感」を体現出来た世代だ。経験していない人に、言葉だけで説明するのは難しいが、グラフィックやビジュアルの楽しさが世の中に溢れていたので、感覚的にスッと入ってきた。311以降の今はどうだろうか。人々が、自分の暮らし自体を小さくしようという時代に何が出来るか。大量消費とは真逆の世界が既に訪れているので、これまでのような訳にはいかない。ただ、やはりそこにはデザイン(そしてイラスト!)が必要になってくる筈。コミュニケーションデザインの様な、目に見えないデザインは注目されているし、自分も興味がある。しかし目に見えるイラストで何かしたい・・・そんな話し合いだった。本業だから。
4月12日にアースデイかごしま2012というイベントが行われて、少しだけ覗いてきた。自転車発電の電力を使ってライブをする人、手染めの服を売る人、手作りのお菓子やピザ、野菜カレー、東北の人を非難させようというプロジェクト、地元で有名なジェダイ・マスターの様な方もブースを出していた。・・・全体の雰囲気から、いろいろと学ぶべきものがあった。こういう方向に世の中は変わって行くんだろうと。昔信じていた未来とは違うけれど、この流れの中に、自分を含め多くの人が帰属出来る多様性がもっと必要かも。それをいかにして作り出していくか、という事がデザインやイラストのテーマになってくるんだろう。















あけおば
2012/04/23 19:05
外的から身を守る手段なんでしょうけど
恐れ入りました。
て、言うかコメント・・ずれててごめんなさい。
ohtematic
2012/04/23 20:57
いや、人の顔じゃないと思います。爬虫類かなあ?自然の驚異ですね。