おつかれさまです
イラストレーションの授業。学生は、僕のアドレスにメールで課題を送ってくる。多くの場合、メールの一行目には「おつかれさまです」と書かれてある。朝でも夕方でも夜でも、鹿児島ではこの「おつかれさまです」が一般的な挨拶。もう、さすがに慣れて来て違和感もあまりなくなってきたんですが、「もし、東京の人から仕事をもらったときは、使わない方がいいよ。これは鹿児島の言い方だから。」と学生に伝えると、教室がざわめいた。「え〜知らなかった〜」というのである。標準語圏で「お疲れさま」というのは、仕事をやり終えた時や、お別れの時に使われる。だから、朝イチで「おつかれさまです」と挨拶すれば「オレはこれから働こうと思っているのに」というニュアンスで受け取られてしまうだろう。メールでのやりとりの一行目は、普通「いつもお世話になっております」だろうか。鹿児島人同士では問題ないけれど、他の地域とのコミュニケーション時には気をつけた方がいいですね。















小林潤司
2012/06/01 23:10
cima
2012/06/01 23:29
ohtematic
2012/06/02 05:28
小林さんも使っていらっしゃるんですね、流石です。僕はなかなか使い切れずにいます。鹿児島の中だけだったら、何の問題もなく、また、目上や目下にも関係なく使われる便利な言葉ですよね。東京との仕事を想定したメールのやりとりでは、やはり使わない方が無難ですよね。
cimaさん→
お父様は気が利いていらっしゃいますね。鹿児島の方がそういう返し方をされるときっていうのは、特別な何かがある時ですよね〜
ishida
2012/06/03 21:24
10年くらい前からでしょうか?
顧客や目上の人に対しては使わず、身内で使うようです。
私も違和感ありますが、あまりに多用されているので合わせて使わざるを得ません。
もはや本来の意味は失われて形骸化した言葉(よく言えば定型句)になっていますね。
ささやかな抵抗ですが、できるだけ本来の意味通りで使いたいなと思います。
ohtematic
2012/06/04 03:05
東京でも、同じ仕事をしているチーム内でのやりとりに使われ始めたんですね。
昔から、業界用語的に、夜でも「おはようございます」という言い方がありますが・・・あれもずっと抵抗がありました。
某テレビ局で9年くらい夜勤のアルバイトをしていましたが、僕はずっと「こんばんは」と言い続けました・・・!