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date 2012.7.7
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仲間を増やす、みんなで考える。

仲間を増やす、みんなで考える。

イラストレーターは、あまり好きな言葉ではないけど「商業美術」と呼ばれる世界の仕事。このポスターを描くときも、依頼してきた方から心配されて「仕事が減るかも知れないけどいいですか?」と言われた。エネルギー関連の仕事がなくなるリスクを負うことになるのでは?という考え方に基づいた助言だ。マスコミと電力会社の関係についてのウワサも耐えないけど、本当にそうなのかどうか、庶民である僕には解らないし、単なるウワサだと信じたい。この絵は、誰かを批判するものではなく、一緒に未来のエネルギーの事を考えたいという気持ちで描いた。「仕事がなくなるよ」という心配は鹿児島移住を決断した時にも言われた。しかし、実際に行動してみると、その先で「これまでの倍以上の仲間が待っていた」というのが、僕の半生で得た貴重な体験、結論だ。変わることを恐れてはいけない。時代の流れは止められない。これからは自然エネルギーの時代だ。無用な対立は避けて、みんなで考えて変える。そういうことだと思うのです。

Comments: 4 comments

  1. 私も今回の選挙で強く感じたことは、確実に自然エネルギーの時代になるし、そうなることが脱原発の早道にもなるだろうということでした。その流れのために、デザイナーとして何ができるか考え中です。同じ思いの仲間をふやし、ぜひ一緒に考えていきたいです。
  2. あけおば

    若者の無関心が一番いけないこと!
    今回のことで政治にちょっとでも関心が
    持てたこと。
    しかも、自分が信じたことがなかなか実を
    結ばなかったこと。
    これは、ある意味貴重な体験です。
    土台ができました!
    これからも、世の中の動きに関心を寄せるべきです。
  3. 若者の無関心が薄れた気がしていました。
    マジで、変わる気配を感じて居ました。
    しかし、当日の朝、お隣のお婆ちゃんから、
    今度はもう良いかなー?と思ったけど、やっぱり投票に行くことにした。
    と言われた時、愕然としました。
    若者じゃないのかもしれない!!!と。
  4. ohtematic

    mioさん→仲間を増やすことは、そんなに難しい事ではないと思うのですが、なかなか・・・ですね。脱原発の近道、というのは、原発関連で仕事をしている人たちに新しい仕事を確保したり・・・地道な積み重ねが必要ですよね。何が出来るのか僕にも解りませんが、生理的に、感覚的に、倫理的に命の問題を考えられる人が増えないと、お金が大切な人に負けてしまうんですよね。
    あけおばさん→若者は、随分変わったと思うんです。しがらみもないから自由ですよね。僕は、60代以上の保守層を取り崩せなかったのが悔しいです。新しさや変化を望まない人たち。また、メディアリテラシーの低さも鹿児島の場合はあると思います。官邸前デモに20万人集まっている事を知っている人が少なすぎますよね。結局、ネットで情報を取りにいけないと、テレビと新聞、ということになってしまう。今回の知事選、投票日までは何も触れなかった全国紙が、伊藤氏当選と同時に(ネット画面の)トップニュースとして伝えました。原発を推進していく国の力学が垣間見えて、寒気が走りました。
    rieさん→そうですね。若者は頑張っていたと思います。おじいちゃん、おばあちゃんは、習慣で?現職に入れてしまうでしょうね。離島における得票差などは、信じられない状況でした。判断材料が与えられていないのだと思います。