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date 2012.7.31
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ナンチクハム・ソーセージ

ナンチクハム・ソーセージ

ナンチクのトラックをたまに見かけます。カッコイイ。昔から使われている(と思われる)ロゴマークを大切にしているローカルの企業は魅力があります。その車両のカラーリングも、ほとんどハズレなし。デジタルの波が押し寄せてから考案されたロゴマークは、寿命が短い場合が多いんじゃないかな。考える側の職人気質が薄いから、結果として出来上がるものも薄くなってしまう。

Comments: 4 comments

  1. kazuhito

    夏季に入り、3~4時起きになりました。
    大寺さんはいかがですか?


     ぼくは看板屋なので、
    「デジタルの波が押し寄せてから考案されたロゴマークは、寿命が短い場合が多いんじゃないかな。」
    という文章にいろいろなことを思い起こされました。

     先日、南国交通さんの営業車両(バン)を見かけ、それがシルバーの車体色におなじみのマーキングされていたのですが、おもわず唸ってしまいました。
     スシ詰めに近い人が乗っていたのですが、なんかウルトラ警備隊が現場へ直行しているように思えるほどでした。

     企画したり校正したりする端くれの仕事をさせてもらっていますが、実利の追求よりも、徒労に終わることに及び腰になるのではなく、錦江湾を市電が走るようなそういった夢のある着想こそ大事にして、そこから始めるべきなのだなあと方針転換して間もない時にこちらの記事でした。
  2. ohtematic

    kazuhitoさん→
    コメント有り難うございます。僕も今日は2時55分に起きました。この時期は、太陽が昇る前にひと仕事するのがイイですよね〜
    友人のデザイナーは「予算がない中で作られた(と思われる)手描きの看板の方が、デジタル出力よりも説得力があるし、景色に馴染む」と語っていました。鹿児島の中心街や、郊外の大きな交差点には、必ず、品のない看板が乱立していますね。風景を損なわない様に、静かに主張する看板へ置き換えていかないと、いつまでたってもセンスのない街のままです。
    おっしゃる様に、夢のある着想が大切だと僕も思います。マーケティングでは、変わりません。個人の思いや、ワクワク感が世の中を動かすと思っています。
  3. kazuhito

     お返事くださってありがとうございます。

     先日、これは良い看板(TPO的に)になりそうだと力んだ見積もり依頼の企画書に、どう言って全体のコンセプトを説明すれば良いのか、「ポップな…いや違う…ん~~」と悩んだところでした。

     自分でも、素人の既成概念にとらわれていない看板、造形物、はたまたディズニーランド内の装飾etcになぜ惹かれ、それをどうファサードに活かしたいのか、ゴチャゴチャになっていました。

     『ワクワク感』…それがドンピシャです。


     みなさんそうなのでしょうが、自分の仕事も相手や社会あってのこと、何に配慮して何を持って良しとして仕事を進めていくのか袋小路になっていました。
     大寺さんのイラストやお言葉も駄目押しとなって、どうやらやっと光明が見えました。

     「個人の思い」「ワクワク感」、ご友人の弁、嬉々としてこれから噛み締めたいと思います。
     
     
  4. ohtematic

    kazihiroさん→
    参考になって良かったです!
    ディズニーランドやスター・ウォーズなど、個人の世界観が貫かれている場所や文化というのは、素直に惹かれるんですよね。公共のものだと、そういうテイストがNGだという場合が多いのですが、水戸岡さんが手掛けたJR九州の車両やポスターには個人を感じます。最悪なのは、いろんな人の意見が入りすぎて、あれもこれも・・・となった結果、何でもないものが出来上がってしまうことですよね。