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date 2012.10.30
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残念だった仙巌園・・・

残念だった仙巌園・・・

千葉から来た友人を連れて鹿児島市内の史跡巡りをしてきました。最も時間を過ごした場所は玉龍高校の裏にある旧福昌寺跡。おそらく、二時間くらいは滞在していたんじゃないでしょうか。観光バスが止まっても、15分程度の見学で終わってしまう様な場所。僕もこうした史跡には詳しくないから、適当にパノラマ写真を撮ったりして時間を潰す訳なんですが、友人は持参した資料とお墓の様子を照らし合わせて、インディー・ジョーンズ風に(と言うと怒られそうだけど)ひたすら、何かを確認していました。当時の様子が地域住民や玉龍高校の学生によって保たれている様子も立派だ、と褒めていました。一方、仙巌園に連れていったところ「これはヒドい、5年前に来た時の質素な感じが失われている」と指摘を受けました。篤姫ブームの後に出来た「ここで撮影されました」的な看板類、無駄なブースなどが、雰囲気を壊しているという事なんでしょう。確かに・・・こういう一時的な賑やかしが景観そのものを壊し「残っている」という純粋な価値を見えにくくしているのは事実だと思います。大河ドラマが先導するブームに乗っても構いませんが、その方向性は大河寄りではいけないのではないでしょうか?今さら遅いか。現在はエアタグの様な技術もありますし、看板を使わないでも案内出来る方法は幾らでもあると思うんです。

Comments: 2 comments

  1. あけおば

    おっしゃることが、奥深く
    参考になります。
    これかも、ご意見を発信して下さいね!
  2. ohtematic

    あけおばさん→看板を大きくすれば人が来るというのは、もう時代遅れです。山里ラーメンさんの様なカタチが理想的ですよね。