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date 2014.9.18
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まちづくり

まちづくり

二年前から、永吉小学校と永吉商店街を中心にしたまちづくりの自由な団体「動く永吉」の代表をやっているんですが、ようやく、ここに来て公民館側から予算についての資料が回ってきました。これから、予算をどう使って行くのか、アイデアが出せる立場になったという訳ですね。これまでの資料を素人目ながらに読み解くと「もしかすると自分で直せるかも」と言いたくなる様な、細かい道路の補修に税金が投入されている事が見えてきます。おそらく、日本全国でこうした税金の使われ方が行われてきたんでしょう・・・。とにかくこれまでは、ハード面だけに公民館で使える予算が充てられてきた様なのです。今回、「第三期永吉地区振興計画策定」ではソフト事業へと予算が割り振られる事になりました。その資料にいろいろと書き込むために、「動く永吉」の同志たちと2回ほどアイデア出しの会議を開きました。資料には「安全に暮らす(地域防災)」「楽しく暮らす(催事等)」「安心して暮らす(地域保健福祉)」「豊かに暮らす(地域還流)」「誇りを持って暮らす(文化・伝統)」「快適に暮らす(景観形成・農地保全・自治)」の項目があります。これだけで地域の問題を全てカバー出来るとは、なかなか思えないんですが書類上は仕方がないんでしょうね。会議で出たアイデアは、これらの、どのカテゴリーにも当てはまらないものが多かったんです。例えば、地域全体のコンセプトを考え直したい、とか、ウェブサイトを作りたい、といったものは・・・どこに入るのかなあ。いろいろと考えた結果、この書類とは別に大きな地図にいろいろと書き込んで公民館に提出しておきました。その場しのぎのイベントや公共事業に税金が使われて来て・・・結果として昔からの街の成り立ちがぼんやりとしてきてしまった。そういう構図はどこにでもあると思います。今、少子高齢化と都市志向で使えるお金がなくなってきました。ここから先は本当に研ぎすまされたアイデアで勝負していく時代だと思います。

Comments: 2 comments

  1. それです。
    そんな取組なんです。
    ありがとうございます。
  2. ohtematic

    ARIKOさん、お金がないと何も出来ない・・・確かにそういう一面もあるでしょう。しかし、お金が降りてくるからあれをしよう、これをしようというのは本末転倒だと思うんです。純粋なやる気というのは、マネー経済活動とは全く関係のないところから芽が出て来る筈です。お金を出す側も、そうした眼差しをきちんと判断して、駄目なものは駄目と、はっきり言えるようになるといいですね。