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date 2014.10.21
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仕事のこと

仕事のこと

震災以降は日本の気持ちが「大量消費型社会」から「小さな暮らし」へとシフトしていると、何度かこのブログでも発言しました。ここに来て、自分の中で考えを整理しなくてはいけない事がいろいろと出てきました。シフトしているからと言って、作り手の意識までも小さくなる必要はないんじゃないかと!・・・というのは、スケール感の小さな、小ぢんまりとした、かわいらしい、シンプルで、オシャレなモノを作る人たちは沢山いる。良い事だ。しかしその一方で、小さな取り組みでも世界的なスケールに向かっている「何か」も確実にある、それをビジュアル化する準備は出来ているのか!と・・・。
自分が影響を受けてきたものには、夢や未来というものがあった。シド・ミードの絵をずっと眺めていた、あの頃。小さな暮らしを実践しつつも、大きなスケール感のイラストが描ける様に日々訓練しておこうと思った次第です。

Comments: 2 comments

  1. フリオ

    その昔、カメラに夢中だった頃、ジウジアーロがデザインしたNikonを買うか、ルイジコラーニのCanonにするか迷ったことがありました。
    自分の中の中のなんとなくのイメージがジウジアーロ=シドミード、ルイジコラーニ=H.R.ギーガー、、、
    未来でした。
  2. ohtematic

    フリオさん→フリオさんのおっしゃっている「未来感」。世代的に、十分共通認識できます!それから随分と時間が経って、今はどうなんでしょうね。身の回りにあるデザインを見てみると、現実に即したものが多いかなあ。それは未来が近づいてきたという訳ではなさそうです。若い人たちが純粋に夢が見られなくなっているのでは?と思っています。そういう意味でも、昔のワクワク感をなんとか伝えていきたいです。