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date 2014.11.6
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鹿児島県庁に行ってきた

鹿児島県庁に行ってきた

11/5〜7に行われる臨時の県議会で、川内原発の再稼動が決断される・・・とのことで、これまで再稼動に反対している熱心な方々が県議会前に集まっています。いてもたってもいられず、仕事の帰りに立ち寄ってきました。
もう少し人が集まっているかと思ったら、閑散とした状態。これが、鹿児島の実情なのでしょう。「福島を忘れるな」と言いつつ人々の興味は、時とともに忘れ去られていきます。「あの時、少なくとも自分はここにいたぞ」という言い訳が虚しく空に吸い込まれていった。いつも、こうした場所で出会う同志と何回か挨拶が出来たのがせめてもの救い。
311から今日まで、ずっと思い知らされているのは、やはりこの国では民主主義が機能していないということ。反対派、推進派、それぞれの意見、理論は出揃いました。ネット上では反対派によるデマも多く、僕も分からないままに騙されたこともありました。推進派の理論にも無理がある。そういう双方の問題を一旦外に置いておくとしましょう。
そこで気になるのは、それでもやはり国民の半数以上が再稼動に反対しているという事実です。市議会レベルまではその意見が通る。しかし市長がそれを押しのけて推進に回る。これはおかしくありませんか?
同じように県議会でも、そうした構図が見られる様です。何か、巨大な力が働いて、普通の、一般的な、常識的な、多数の考えを覆してしまう。そうした国の成り立ち自体に大きな疑問を感じるわけです。薄気味悪いのです。

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