東京タワーから観る風景
森ビルの展望階からの眺めというのは、東京のスケール感を味わうことは出来ますが、生活の匂いは感じられませんし、高すぎて天候に左右されやすいかも知れません。それに比べると東京タワーの展望台は、下で手を振っている人がギリギリ見えたり、ほのぼのとした風景に見えます。20年ぶり?くらいだったと思われますが、不思議と、このくらいの高さの方が落ち着きます。昭和の香りが残っていることも大きいのかも。子どもの頃、蝋人形館で見た死刑の展示?は、今でも鮮明に残っていますが、残念ながら閉館されたようです。この歳になると、新しい場所に出かけるよりも、残像としての風景を追いかけることの方が多くなってくるのかも知れません。