ヤマ文明(6)自然淘汰の巻
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自然淘汰という言葉があるけれど、今回の台風15号では、その意味について深く考えさせられました。自宅の裏にある山(通称:オーテマウンテン)でも写真の様にかなりの被害が出ました。人間が植えた杉の木は、台風目線で語ると「お前はもう、ここに立っている必要はない」ということなんでしょう。昔からある照葉樹の森も、ある程度は痛みましたが、淘汰されずに、杉林のような被害を受けていない様に感じます。台風の爪痕を人間の力で元どおりにするのはほぼ不可能です。倒れた木は、都会ではゴミになってしまうのかも知れませんが、僕の目には、薪ストーブの燃料として映ります。チェーンソーで切って、斧で割って・・・果てしない作業ですが、徐々に進めたいと思います。薪ストーブを導入したのも、斧を買ったのも、この台風を予知していたからなのかも?と勝手に思っています。