恐怖の克服
三兄弟、揃って怖がりなんです。この作文も、実に面白い。見たくないけど、見てしまうという心理。自分も小学生の頃は一人でトイレに行けなかったなあ。おそらく、中学で何かを諦めるのか何なのか、悟りを開く時期が来るんだと思います。怖がりという資質は「想像力がたくましい」ことの裏返しであると信じているので安心して見つめています。「男の子なんだから怖がるな」というのは安直だと思いますね。良く言われているのは、女性は、生まれた時から女性であるけれども、男性は、徐々に男性になっていくという話。中年男性の自分も「中二病」のような部分を引きずっているし・・・。お化けが怖いという事とは全く別カテゴリーの恐怖が次々と待ち受けていますねえ、「何も恐れないのが男」という意味では、まだまだ男にはなりきれていないと実感します。
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最近は「男性は融通が利かない」といろんな場面で耳にします。ショッピングモールなどで、お母さんや子供が買い物をしている最中に何もすることがないお父さん。仕方なくベンチに座っていたり。本当は臨機応変に家族の買い物に付き合えばいいんだろうけど、何かの意地、あるいは諦めのような気持ちなんでしょう・・・。ここまで書いて気がついたのですが、もしかすると買い物自体が恐怖なのかも知れませんね。