モダンリビングへの夢
武蔵野美術大学で開催されていた「モダンリビングへの夢」という展覧会。
素晴らしい内容でした。僕が属していた学部とは別の、工芸工業デザインの分野の展覧会です。今でもそうですが、基本的に僕は平面作品を中心にした創作活動が主で、立体造形における「気の遠くなる作業」には向いていません。当時は工業デザインの学生を横目で見ながら「大変そうだなあ」と思っていたと思います。本当にあの頃は自分にしか興味がなかったのかも知れません。社会人になって、家族について考え始めた頃から、ようやく椅子や食器に興味が出てきたという訳・・・
同時に開催されていた。「芦原義信 建築アーカイブ展」も素晴らしかったです。学生時代に校舎や広場から無意識のうちに受け取っていた空気が、綿密な計画から醸し出されていたことに感銘を受けたのでした。
まとめると、
「気づくのが遅い自分を二つの展覧会から感じたんです。
末廣 正美
2017/07/01 02:44
人生に遅い早いはありません。
死ぬまで勉強です。
逆に見えていなかったような事に気付かされ驚くことさえありますね。
ohtematic
2017/07/11 04:08