ぞ展
既に会期終了となっているのですが、本ブログをお休みしていた9月末に長島美術館で「ぞ展」というグループ展が行われました。毎年、武蔵野美術大学校友会鹿児島支部が鹿児島市立美術館で行なっている「む展」という展覧会があるのですが、今年は会場確保の抽選に破れ、開催できなかったのです。その代わりに、む展メンバーの有志が動いて、何とか開催にこぎつけたのが今回の「ぞ展」でした。「ぞ展」の「ぞ」は造形の「ぞ」です。ムサビ校友会に限らず、造形に関わっている人を幅広く募って、新らしい枠組みでの展覧会を目指しました。今回の展覧会を通じて知り合ったケイデザインの国生敬さんの関わり方を参考にさせていただき・・・自分も、敢えて「大寺聡イラストゼミ」というグループ名で参加し、いつもタラデザインで教えている学生たちの作品を展示しました。とにかく展覧会に関わる若者を増やしたかった。写真のように、赤い棚にズラッと学生たちの作品を並べてみました。青い棚は国生さんの生徒さんたち。
今年の2月に「ミカクニンテン」という若者たちのイラスト展を監修したことも思い出されます。今年は、一歩引いて若者を見つめる時間なのかも知れません。