


久しぶりに近づいて観察してみました。
一時期、解体されてしまうという話も持ち上がっていた記憶がありますが、現在は「施設内への立ち入りを禁止します」という南九州大学の看板が立っています。大学が付いているだけ幸運と言えるでしょう。鹿児島でも価値のある建物が経済的な理由でどんどん壊されていますからね。
今、日本が本当に好景気なら、こうした貴重な建物はいち早く補修されて使い続けられると思います。とにかく、美術や建築に対する興味が薄れている気がします。日本全体、気持ちに余裕がない。
建物すべてが生きている様なんですが、細部を見ていると、更に、今にも動き出しそうに感じられます。