スター・ウォーズ inコンサート JAPAN TOUR 2018 ~新たなる希望〜(前)
スター・ウォーズ inコンサート JAPAN TOUR 2018 ~新たなる希望〜 @福岡サンパレス 2018.08.21
指揮:ニコラス・パック 演奏:東京フィルハーモニー交響楽団
シネマコンサートと呼ばれるイベントがここ数年で急成長しています。映画上映と共に、その音楽の部分だけを生演奏で体験できるという試み。配信で音楽を楽しむ人が増え、CDが売れなくなってしまった頃、逆にライブの売り上げは伸びているという現象がありました。映画についても、スマホの小さな画面で鑑賞するというスタイルが一般化していているのに伴い、「自分の映画体験はこんなものではなかった、記憶を現実として取り戻したい」という希望は膨らんでいるのではないかと思っています。
(これからの文化は、メディアや仮想空間から現実を取り出すという方向性で走って行くのでしょう)
そんな中、以前から観たかったスター・ウォーズコンサートを遂に鑑賞することが出来たんです!スター・ウォーズについての思い入れは何度も書いているので今回は省略しますが、特に音楽についての思い出は誰よりも深いのではないかと勝手に思っているんです。1978年の6月17日、12歳の誕生日プレゼントはLP二枚組のスター・ウォーズのオリジナルサウンドトラック盤。これをレコードが擦り切れるほど聴き・・・と言いたいところなんですが、カセットテープに録音して、毎晩毎晩聴いていたんです。そして全曲を暗唱できるほど聴き込んでしまった!以降、自分はジョン・ウイリアムズにハマって、翌年公開された「スーパーマン」、次の年の「スター・ウォーズ帝国の逆襲」そしてその次の年の「レイダース失われた聖櫃」と・・・ピンクレディーや沢田研二の新曲を待つこと以上に、ジョン・ウイリアムズのニュー・アルバムに期待する少年になっていたんです。この時期の彼の作曲能力は長いキャリアの中でも黄金期と呼べるもの。ここに自分の思春期がジャストミートしていることは八百万の神様に感謝するしかないですねえ。現在も勿論偉大な作曲家(御年86歳!)でスター・ウォーズシリーズも引き続き手がけていて、サントラも毎回購入してはいますが、そのセンスは円熟期に入っているのか、親しみやすいメロディは減っている印象があります。(後半に続く)















チャリーモ君
2018/08/22 09:48
ohtematic
2018/08/22 09:51