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date 2019.7.22
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文化の更新

映画「ボヘミアン・ラプソディ」。(先日のブログにも書いたとおり)自分はQueenに思い入れがあって、実体験と今回の映画の間には乖離したイメージが散見された・・・しかしながら、この映画を通して新しいQueenファンが増えている状況には、素直に感動しています。 このように「誤解が誤解を生む」という状況がポップカルチャー、しかも大物であればあるほど生まれる・・・。実は、自分もそのあたりを目標に活動しているのかも知れません。 「西郷どん」も歴史マニアからすればかなり違う物語や人物像なんだろうし、2018年の映画「ハン・ソロ・ストーリー」も1977年のハン・ソロとは違う。でもそれでいいと思う。スター・ウォーズについて言えば旧三部作のウルサ型ファンに縛られすぎていた。その問題を解消してくれたのが「エピソード8・最後のジェダイ」、かなり引っ掻き回された内容だったけど、自分は支持派。いつまで経っても昔の話しか出来ない人にはなりたくない。機動戦士ガンダムにもファーストガンダム原理主義者がいるそうだ・・・気持ちは、わからなくはないが・・・初恋の人の話をいつまでもしているような気がする。新しいスタートレックシリーズの魅力を語っても、60年代のテレビシリーズ版、ウイリアム・シャトナーが一番だと言う人がいる。いや、それは、確かにそうなんだ。スーパーマンも、クリストファー・リーブが一番なんだ・・・。(世代によってはジョージ・リーブスが良いと言っていると思う)。そういう話の進め方には、限界があると思う。おじいさんから、延々と「ベン・ハー」の凄さを聞かされても退屈。そして自分もおじいさん領域に入っていて、ちょっとした話が昔話になっていることがよくある。「あの頃はよかった」という話ではなく「現在とどう接続されているか」という部分も含めて話せるようにならないと・・・。自分のイラストが、新しいものに接することで変化し続けるのかどうか、客観視は出来ないんですけど。

Comments: 2 comments

  1. →「あの頃はよかった」という話ではなく「現在とどう接続されているか」

    仰るとおり大切な事ですよね、、、私もそのように心がけてはいるのですが、
    逆説的に「過去との接続を拒否」しているかのような演出を前面に打ち出している作品には考える前に拒絶反応が出てしまうのかもしれません。
    私の場合「エピソード8・最後のジェダイ」は残念ながら拒絶反応が生じてしまう作品でした、、自分のスタンスを維持するのはなかなか難しいですね。

    ーーーーー
    話は変わりますがホームページ仕様変更の影響でしょうか
    http://www.ohtematic.com/

    トップでは4月24以降の最近の記事が反映されてませんね
    本日もTwitterのリンクから辿って更新を発見したので書き込みました

    ご報告まで
  2. ohtematic

    Hammerさん、いつもコメント有難うございます。ブログは、あまり更新をしていないんです。この後、隙間を埋めるように書き込んでいきたいと考えてはいますが・・・。
    また、ウェブサイト自体の設計も古くなっているので、現在管理してくださっている友人にリニューアルの相談をしているところです。こちらは、もうしばらく時間がかかりそうです。Facebookには毎日のように投稿しているので、そちらをご覧いただけると助かります。
    ***
    「最後のジェダイ」にはいろんな考えがありますね。マーベル作品のように、短期間で仕切り直しが繰り返されるような事態だけは勘弁してもらいたいのですが、それだけは回避されていると思います。Hammerさんの場合は、反動で旧三部作への深い気持ちが増していますね。自分のお気に入りは、4-5-8-6-7-3-2-1 という順番です。