ここに、1976年から1985年までの日記があります。小学校3年生から浪人生までの10年。時々空白も見受けられるのですが、おそらく90%は記録していると思います。表面的に日常を綴った日もあれば、悩み事だけを書いている日もある。最初は父に勧められて始めたのですが、徐々に癖になり、今ではこうしたブログという手段に切り替わっているんです。日記は自分のためだけに書くもの、と言われていますが、実はそんなことはなく、今、子供が勝手に読んだりもしています。一部はこのブログでも紹介しましたね。
横尾忠則氏やみうらじゅん氏などには到底及びませんが、日常の記録には幼少の頃から興味があったんです。来年の展覧会に向けて51年の半生を見直し、整理しているところなのです。
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日記
ネット難民は続く
自分が暮らしている地域は、未だにADSL回線のため、未だにネット社会に参入できていないと言わざるを得ません。10年以上前のモデムで接続しているんですが、一日に一度はフリーズしてしまいます。ちょっと、もう我慢の限界だったので携帯電話会社の提供するwifiホームルーターを導入しました。今計測したところによると、固定回線では1.0〜2.2Mbps、WiFiだと5.7〜11Mbpsという結果が出ました。ただし後者は通信量の制限があるため、調子に乗って使っていると速度が落ちてしまうんです。友人からはNETFLIXのドラマを勧められていますが、まだまだ、観る気が起きないというのが現状です。状況に応じて回線を使い分けるつもりです。
きっとこれは、好き勝手に人生を送っている自分に与えられた試練なのでしょう。「シルバー民主主義」という言葉を、とある方から聞いたのですが、やはりこのあたりでは高齢者の興味が得られないものについては、行政は後回しせざるを得ないんでしょうね。自分が高齢者になるのを待つ?正直なところそんな呑気な性格ではないので、テクノロジーの発展が行政の思想を上回ることに期待しています。近い将来、地球上すべての場所が超高速通信で繋がる日が来るに違いありません。
ところでこの画像、今回導入したルーターと、以前から使用しているAirMacのルーターなんですが、ロボット同士が会話をしている様に見えますね。
高木型 弐○壱九年式 爆水拳銃 クリアブラック
銃マニアではないのですが、この商品を偶然知って飛びついて購入してしまいました。高校生の時に公開された映画「ブレードランナー」で主人公リック・デッカードが使用しているものだったからです。この映画はSF映画の金字塔と呼ばれており「2001年宇宙の旅」と同様に、これからもずっと語り継がれていく名作なのです・・・。言うまでもなくVHS、レーザーディスク、DVD、ブルーレイとフォーマットが変わるたびにソフトは買い直し、しかも本編のヴァージョンが幾つかあるので出費は大変なことに。サウンドトラックも最初は印象の全く異なる演奏を収めたLPしかなく(海賊版ではなかったと思うけど)、これも相当な売れ行きがあったそう。当然自分も慌てて買いに行きましたが、内容が内容だけに、辛い思い出です。今では、ある意味情報過多な25周年記念の3枚組CDが売られています。ブレードランナーはBGVとしても機能するので、純粋に台詞を抜いただけのCDが出れば売れると思います。そして!何故かこんなに影響力のある映画にも関わらず公式な商品が異様に少ない・・・。自分も関連グッズは持っていませんでした。そんな訳で今回手に入れた水鉄砲は、ファンにとっては本当に嬉しい一品なのです。(公式商品ではありませんが「弐○壱九年式」と言う言葉にピンときた人は、みんなポチっているはずです。)ずっしりと重い、高価なヴァージョンは沢山存在しているようですが、これは1200円と手に入れやすかった。
今年、待望の続編「ブレードランナー2049」が公開されるにあたり、再び世間が騒がしくなってきました。今年は間違いなく文化の当たり年です。
ミニオンズ1
博多に日帰り出張をしてきました。現在公開中の映画『怪盗グルーのミニオン大脱走』の一場面だと思われます。すでに囚人服も着せられていますので深刻な状況です。
ヴァーチャルボーイ
任天堂の「ヴァーチャルボーイ」。1995年に発売された当時に買ったのですが、・・・先日、倉庫から引っ張り出してきました。僕は気晴らし程度に4-5分ゲームをすることはあっても、いわゆるRPGなどを極めたことは一度もありません。そんな自分が何故、このゲーム機を買ったのか?細かい気持ちは思い出せませんが「ワイヤーフレームによる3DCGの表現」が好きだったからだと言えるでしょう。まだ「面」を描く処理速度がコンピューターになかったため「線」のみで立体空間を表現することが限界だった頃、この時代に物凄く思い入れがあります。映画「スター・ウォーズ」(1978年日本公開)では、敵の要塞デス・スターへの特攻作戦が、このワイヤーフレームのCGによって解説されます。あるいは、ディズニーのSF作品「ブラックホール」(1979)もロバート・エイブルのワイヤーフレームによる表現が印象的でした。その後、「トロン」(1982)では面の表現が可能になりました。限られた技術の中で構築されている世界が素晴らしかった。この時代の美術が自分に与えた影響は計り知れません。当然、ゲームに置き換えられた場合も没入感が違うわけです。今のゲームは、物凄くリアルですけれども「自分はここまで操作したつもりはないんだけど!」という、指先と画面との感覚のズレがあるんです。
そんな訳で、このゲーム機の映し出す世界には思い入れがあります。画面がどんな状態なのかお見せすることが出来ず残念です。
(ソフトは「テトリス」と「レッドアラーム」の二種類しか持っていませんが、本体も含めてほぼ新品状態で完動品です。)
夏休み
早くも8月!夏休みの1/4を消化したところですが、親としては何もしてあげられていません。仕事を抱え込んでいることや個展の準備などもあって、なかなか気持ちに余裕がないのが現状です。
そんな親の状況とは無関係に、子供たちはそれぞれの社会で楽しんでいる様です。長男は何故か吹奏楽部に入り、夏休み中でも練習に出かけています。次男は有志のドッジボールチームに入って遠征試合にも出かけています。三男は、最近生き物に興味が出てきて、テナガエビやカブトムシを捕まえて飼育しています(画像は三男作)。
自分は、現在の活動内容に関して「永遠の夏休みの中を生きている」という表現を使うことがあります。小・中学生の夏休みに記憶に刻まれた楽しさが、その後の人間性を決めるというのは、ほぼ間違いありません。「自分が思い出しているあの夏」と「いま子供達が今作り上げている夏」を重ね合わせて見ています。おじいさんになったら、これが三重構造になるのだろうなあ。そんな時期が来るんだろうか。
成果物によるプチ個展
7月27日、僕が教えている学校の1年生(初対面)が30名以上でオーテマハウスにやってきました。夏の合宿のメニューにアトリエ訪問が組み込まれていたんです。さすがに、一気には案内できなかったので三班に別れてもらって、順番に色々と解説しました。
アトリエ全体の空気から何かを感じて欲しかったのですけれども、これはどこまで伝わったのかわかりません。さらに、話から伝わることも限られていると感じて、ここ何年かの成果物をテーブルの上に並べてみたんです。
最近「本当に伝わっているんだろうか?」という気持ちが強くなっています。原因は幾つか考えられますが「みんなが表現者になったこと」が一番大きいのではないかと思います。
食べたものの写真がインターネットにアップされて話題に、そしてグルメ番組が増える、という流れやネコ動画などの人気を止めることは出来ませんが、その枠に収まっていた何か(特に表現者による表現)が追い出されてしまったのかも知れません。
そんな中でも、自分が出来ること、伝えられることを探っていくしかないのです。
トット
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「トット」と読みます。
裏面には
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つくる、みつける、たのしむ、くらす。十人十色のとっとりMagazine「トット」
例えば、こんな記事・・・
-鳥取で魅力的な活動をする人たちのインタビュー
-ここにしかないアート&カルチャーの今を紹介するニュースとレビュー
-おしゃスナから文化政策まで、多彩な執筆陣が綴る連載コラム
-気になるあの人がチェックしているイベントをおすそ分け「わたコレ!」
運営:鳥取藝住実行委員会
〒680-0822 鳥取県鳥取市今町2-201
トウフビル1F RMS内 info@totto-ri.net
totto-ri.net
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と書いてあります。
先月横浜で行われた武蔵野美術大学の校友会総会で、偶然飲み会の席で正面に座った方から頂いた案内です。実はこの方、僕と同級生で当時学内で大人気だったJazzbonesというバンドでトランペットを吹いていたのです・・・最初は見知らぬ人だと思って恐る恐る接していたのですが、話の流れから正体?がわかって、その偶然に驚いたのでした。彼の隣に座っていた方も同級生のご主人で、こちらも鹿児島R不動産で間接的にお世話になっている人物だったんです。いやあ、繋がっている!
今回出会った武蔵美卒の同志たちは、多かれ少なかれ地域活動に積極的でした。不思議なものです。
鳥取の取り組みは、鹿児島よりも小さな県なので参考になることが山ほどあると思います。
シエスタ
母方の実家で行われたガーデンパーティーに誘っていただきました。
従姉妹が、秋口から本格的な移動販売のピザ屋さんを始めるというので、デザインを担当することになり、その撮影会も兼ねてのひとときでした。
炎天下でのピザはありなのか?と疑問に思っていましたが、心地よい風が吹き抜けており、真昼なので蚊もいませんでしたね。そして、ピザというのは太陽光に映える食べ物なんですねえ・・・
気がつくと、ピザは7枚も焼いてもらいました。家族で完食・・・。石窯で、焼き立て!贅沢です。
気がつくと3時間以上もピザを頬張っており「これでいいのか」と、どこからともなく罪の意識が働いて来ます。しかしイタリアの人は、昼休みが3時間あるといいますから、こんな雰囲気が日常なのかも知れません。