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date 2015.7.21
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なつやすみがはじまる

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小学校5年、1年、幼稚園年中の男の子を抱える、父親としての夏休み期間。フリーイラストレーターの仕事は365日、休みがないので、彼らの休日に合わせるという感覚だ。これは、どんな親でも普通に思うことなんだろうけど、「自分が過ごした小学生の夏休みよりも、もっと充実した体験をさせたい」と。しかし自分の場合は少々ハードルが高い。僕が小学生のときは、東京から寝台列車に乗って鹿児島の祖父の家に行くのが夏休みの一大イベントであり、その記憶がずっと今でも人生観の軸になっている。寝台特急がない今、どんな情報でも簡単に手に入る今、あの記憶に勝る何かを、彼らに与えられるのだろうか。まあ、子供とはいえ、本人の気持ちにはなり変われないから、彼らは彼らなりに物凄く楽しい気分を味わっているのかも知れないが・・・。とりあえず、歩いて1分のところにある木を揺らしてクワガタをつかまえてみた・・・!

date 2015.7.19
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ミヤマカミキリ〜虫自慢が多極分散型社会を作る

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150719.2
カミキリの中では国内最大級といわれるミヤマカミキリです。自宅の庭で捕獲しました。悪役を一手に引き受けそうな顔・・・。そしてカブトムシやクワガタに負けない体格をしています。今回、接写して気がついたのは、目(複眼?)の造形の凄さ。触覚を避けるようにして頭頂部へと回り込んでいますね。この格好良さは人間のセンスからは、なかなか産まれにくいと思われます。指で挟んで持ち上げたりするとキーキーとウルサイ鳴き声で抵抗してきます・・・悪役ですが、ベラベラとおしゃべりをするキャラなんです!

date 2015.7.18
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時間の感覚

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5歳になったばかりの三男と会話をしていると、「時間の感覚」が自分とはまったく違うことに気づかされることが多い。「今度◯◯に行こうか?」という質問に対して「えっ?今?」と返してくることもあれば、随分先の日程を「あと何回寝たら?」という言葉を使って確認してくることもある。おそらく、今を精一杯「生ききって」いるので2〜3日という単位は存在しないし、未来は大人以上にはるか彼方の未来なのであろう。
そんな三男に「今何時〜?」と質問したところ、こんな答えが返ってきた「え〜と、ながいはりが、てんとてんのあいだで、みじかいはりが、てんとてんのあいだ〜」。これには大爆笑してしまった。確かに、この時計では確認しようがない。

date 2015.7.17
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吹高Martやってます!!♡♡

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150717.5
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たまたま伊作(となり街)に用事があったのですが、吹上高校の学生が車道に向けて「吹高Martやってます!!♡♡」という看板を持っている姿を発見しました。場所は「伊作えびす家」。2005年のオープンから10年以上を経て、その利用方法も徐々に変わってきたようです。吹上高校の学生が、商店街から「お宝」を発掘し、販売するという取り組み。今回、初めてその活動を目にしましたが・・・僕の目に留まったのはシューズメーカーのノベルティ下敷き。僕が学生の頃は、下敷きブームだったんです。学校に何枚も持っていってましたね。その当時の空気をそのまま詰め込んだような3枚〜。松田聖子が当時流行していたSFエアブラシアートを背景に、乗組員?イメージのコスチュームを着ていますね、これは珍しいのでは?また、これも僕がドンピシャ世代なのですが、当時のスーパーカーブームを反映したフェラーリ512BBの下敷き〜。みんながランボルギーニカウンタックと言っているとき、何故か僕はこっちの512派だったんです。東京12チャンネルで放映されていた「対決!スーパーカークイズ」で対決させられてましたね・・・。
この「吹高Mart」、思わぬお宝が手に入るということでファンの方も多いのだそう。是非伊作の街を散策してみてください。

date 2015.7.17
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ひおき小水力発電推進協議会に参加

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次世代のために何ができるのか?エネルギー自給と食料自給のシステムを地域住民たちの手で作り上げていく・・・後者については、鹿児島は大変恵まれた地域です。エネルギーについて、鹿児島ではご存知の通り、川内原発の再稼働が来月に予定されています。そうした大きな動きを止めたいという気持ちと並行して、新しい動きを加速させて行くことも必要です。両方の運動にそれぞれ加わるというのは、時間的にもなかなか難しいと思われますが、今回も(2回目)ひおき小水力発電推進協議会に参加してきました。小水力で得られた収益をどのように使っていくのか、というのがテーマでした。インターネットの時もそうだったけれど、高齢化している地域住民に新しい動きを説明するのは本当に難しいんです。今回はネットよりは解りやすいかな?会議やら講義やら何やら・・・言葉で説明するのではなく、体感してもらう何かが必要ではないのでしょうか。かといって、つまらない体験施設ではダメですし。今回は、僕が持って行った建築の資料を気に入っていただけました。その写真を中心に議論が深まりましたよ!将来像がきちんと描けている地域には、自ずと人が集まってくると思っています。

date 2015.7.17
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イラストの仕事

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150717.2

イラストの掲載誌が送られてきたので紹介します。
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◯季刊「たいせい」2015 Summer~100年先の未来に向けて〜。
◯日経ビジネス 2015.07.06 外弁慶産業 HITACHI ~鉄道関連ビジネスにおける日立のカバー領域。
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どちらもテクノロジー系のイラストですね。描き甲斐のある仕事。昔から、少年誌の見開きに出てくる(小松崎茂が描いたような)未来像を自分の手で表現することに憧れていたので、このような機会を与えられると自然と熱い気持ちになります。自分が少年だった頃のような派手な未来像よりも、随分と地味な21世紀を迎えていると感じることが多いのですが、実はあの頃以上の未来が訪れていますね。これからも、そういう風景、ビジョンを描いていきたいです。

date 2015.7.10
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ひおきスーパープレミアム商品券

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アベノミクスの一環で私が暮らす日置市でも「プレミアム商品券」が発行されました。1万円で、1万2千円分の商品券が買えるというもの。5万円まで購入できます。ただし日置市内での買い物にしか使えませんし、使用期限も設定されています。これが地元経済の活性化にどれだけの効果を生み出すのか、僕にはよくわかりません。歩いて行ける距離にある地元の商店街は、車を運転出来る年齢層には使われていない実情があります。いわゆる買い物弱者のための商店街。大きなスーパーにお金が吸い込まれていく構図は実感としてあります。実際この商品券も、多くは大型店で使われるという見込みがあるようですね。弱い地域に対して優先的に使うセンスが市民にあるのかどうか。買い物をする動機づけが、便利だから、安いから・・・という理由ではなく、「(かなりピンポイントな)この地域を応援したいから」という軸へシフトして欲しいと感じています。
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商品券のデザインを担当しました。ということも付け加えさせてください。

date 2015.7.10
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校友会発掘キャラバン

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150710.3
川越でのフォーラムと散策を終えた次の日。小平市にある武蔵野美術大学へ移動して、今度は学校側のスタッフ、それから全国の校友会支部長と一緒になって総会と「MSB!サミット」と呼ばれる会議を終えてきました。既存の作家活動やデザイン活動枠にとらわれない、ユニークな卒業生や関係者をいかに発掘していくかというテーマでサミットが行われました。鹿児島の実情に慣れているせいか、「発掘」というテーマ自体に違和感があったことは事実です。小さな街なので、武蔵美に関わった人の情報は、まあそれなりに入ってきますし、現役学生にも支部展に参加してもらっています。世代間の壁は、あまりない。おそらく、首都圏は地域コミュニティというものが存在しにくく、一度卒業してしまえば、バラバラになってしまうのが当たり前なのではないでしょうか。自分も、武蔵美の縁とは関係なく(実は切っても切れない関係なのですが、気持ちの上で)活動していく方向で鹿児島に移住したことを覚えていますから。実際、東京には校友会の支部というものはなく、各学科でいくつか集まっている団体はあるようです。地域コミュニティの形成の仕方については、鹿児島サイドからいろんな提案ができるのではないか、と感じた次第です。

date 2015.7.10
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川越の街

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武蔵野美術大学の地域フォーラム「アート&デザイン2015埼玉」に参加してきました。レトロな映画館「川越スカラ座」が第一部の会場。源愛日児氏(武蔵野美術大学建築学科教授)による「大学教育の現場から、川越という都市を考える」、荒牧澄多氏(NPO法人川越蔵の会)による「歴史的町並みを現代に生かす試み」という二つの講演があった後、今度はコーディネーターに青山恭之氏を迎え、小野寺優元氏(彫刻家・川口市立アートギャラリーアトリア芸術監督)による「地域とアート・ものづくり」、松永康氏による「アートプロジェクトの今」というお話を聞きました。それぞれ、地元川越を中心に活躍される皆様ですが、まちづくりとアート+デザインの関係性が鹿児島より20年くらい?は先を行っているなというのが正直な感想でした。
第二部はさきほどの荒牧氏をガイドに街に出て、川越を散策。川越は妻とつながりのある場所で、初めてではなかったのですが、こうして観光客として案内してもらうと、また視線も格別なものとなります。写真には写っていませんが、例えば「co-op」の看板も、立体造形度が通常よりも厚みがあり、しかも瓦の庇がついているという凝り具合。景観条例も早くから施行され、街に対する市民の意識は細部にまで宿っています。散策の途中ではギャラリー「R+」で武蔵野美術大学校友会埼玉支部展を鑑賞しました(鹿児島における「む展」ですね)。
埼玉の皆様、ありがとうございました。

date 2015.7.4
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国立新美術館〜「ニッポンのマンガ✳︎アニメ✳︎ゲーム」展

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150704.11
国立新美術館で「ニッポンのマンガ✳︎アニメ✳︎ゲーム」展を観てきました。1989年以降の作品が「こちらから見るそちらの世界」という視点で紹介されていました(そちら・・・というのはクリエイター側のことです)。ガイドブックの表紙ではマンガのコマの中を覗き込む案内役のキャラが描かれています。想像していたよりもメイキング的な要素は少なく、完成した映像やソフト自体を鑑賞〜体感するものが多かったかなあ。テクノロジーの発達と作品の変化を関連付けることも展覧会の趣旨のひとつになっていますが、インターネットの発達によって、興味が細分化されたことを再認識しました。というのは、8割の作品は全く見たこともないものだったからです(単なる好奇心不足ではなく社会構造の変化の問題だと思えます)。また自分にとってはゲームの世界もチンプンカンプン(時間が勿体無いというシンプルな理由で、やりません)。しかし弟が音楽を担当したゲームを「見る」ためにスーパーファミコンを買ったことがありますし、物珍しさで「バーチャルボーイ」も持っていました(これは倉庫に眠っているはず)。その実機も展示されていたので、いろいろと当時のことが思い出されました。この25年で一体何があったのか?僕が社会に出たのが90年だから、この展覧会で見られる作品群と同じ時間を活動期間に充ててきたと言えます。ポップカルチャーをこうして俯瞰で捉える意義はこれからどんどん深まってくるでしょう。