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date 2015.7.4
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森美術館〜シンプルなかたち展

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久しぶりに行った森美術館。「シンプルなかたち展」を鑑賞してきました。シンプルイズベスト・・・とはよく言いますが、最近の若い人にとってはショートカットとしての意味でしか捉えられていない様に思います。長い時間をかけて描き込んだり作り込んでで得られるもの、そこから最も自分に合った形を抽出していくという、気の長くなる作業。その果てにある言葉だと自分は解釈しています。最近の展覧会ではキュレーターの解説が丁寧に添えられているケースが目立ってきました・・・これを鑑賞の邪魔だと感じる人もいるかも知れませんが、今回はピカソが描いた牛の絵とスティーブ・ジョブスの考えが並列されていて展覧会の価値が身近に感じられて良かったですね。発明とも思えるオラファー・エリアソンの作品「丸い虹」は、ずっとその場にいたくなるような、美しさと驚きの連続がありました。また、ル・コルビュジエの「石」のコレクションは、自分が集めている石と共通した部分があってニンマリ。やはり「石」ですよねえ〜

date 2015.7.4
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熊本県立美術館分館〜武蔵野美術大学校友会熊本支部展・第40回記念展

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鹿児島では武蔵野美術大学校友会有志による展覧会「む展」が毎年行われていますが、全国にもこうした支部展が存在します。「む展」30回記念展のときは九州の各支部に「パネル展示」という形で参加していただきましたが、最近「九州はひとつ」という感覚が高まってきたように思います。今回は鹿児島のメンバー4名で、隣県の支部展を鑑賞するために新幹線で熊本に行ってきました、1時間足らずの乗車時間で「最強の交通機関」であることを再認識(前回、自家用車〜高速道路で行った苦労は何だったのか?)。
会場となった熊本県立美術館分館は熊本城に隣接する最高のロケーション。40回記念展ということで集まった作品がところ狭しと並べられていました。また、武蔵美の現状をまとめたビデオも上映されていて、一緒に行ったメンバーのS氏がどっぷりと鑑賞して感動していました。また、以前「む展」にも参加されていて、現在は熊本にお住まいである前田敏弘さんには、会場横にある「ちきゅうや喫茶室」(風景のほとんどが熊本城城壁で圧巻)に案内していただき、影響を受けてきた美術について熱く語ってもらいました。
こうした交流が恒例イベントになり、九州の支部が集まった展覧会が出来るといいなあ、と思った次第。関西ではすでにそうした動きがある様です。

date 2015.7.4
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薩摩松元駅

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自宅から最も近い鹿児島市の駅といえば、この「薩摩松元駅」なんです。車道(県道24号線)からはほとんど見えないため、その存在はあまり知られていません(サンプル数は少ないのですが、鹿児島市在住の友人2名は知りませんでした)。専用の駐車場やタクシー乗り場やロータリーはなく、狭い道路から階段〜トンネル〜階段を通って、写真のホームにたどり着きます。実は僕も初めて利用したのですが、この「シークレット感」は、なんだかワクワクします。ホームまで上り詰めると、小さな街を見下ろすロケーション。そして、これは不思議な作りだと思うんですが、両脇にベンチのある待合室と駅長室が自動改札を挟んで存在しています。鹿児島市の外れであり、日置市の入り口に位置することからも、この駅の利用価値はこれからどんどん上がっていくと思われます。ミステリーゾーン感を残しつつ、周辺にある昔の商店街がもっと賑やかになる日を夢見ています。

date 2015.7.4
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鹿児島マラソン2016

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来年の3月6日に行われる「鹿児島マラソン2016」。メインビジュアルを担当しました。何気なくテレビを見ていたら自分のイラストが大映しになっているので慌ててiPhoneで撮影〜。もともと映像として作った訳ではない平面作品が、ニュース素材として流れるのは不思議なものですね。
最近の鹿児島の観光系のポスターは写真のコラージュが主流になっていましたが・・・今回は初回ということもあり、写真素材がなかったためなのか、自分のイラストが採用されたのではないかと思います。
鹿児島市の名所を巡りながらのマラソン大会、走っている姿は他の地域で行われる大会よりも、ずっと絵になると思います。是非たくさんの方に参加してほしいですね。

date 2015.6.30
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ゼロの未来

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テリー・ギリアム監督最新作「ゼロの未来」を観てきました。興奮冷めやらぬまま輸入版のサントラを注文して・・昨日届きました(こちら、新品がなんと送料込みで699円だったんです)。
ギリアムというと、僕の世代では「ブレードランナー」と並んで語られることの多い「未来世紀ブラジル」が一番有名な作品です、その後も「フィッシャーキング」や「12モンキーズ」が立て続けに公開され、クリエイターズクリエイターという美意識で毎回、どんな世界を見せてくれるのか楽しみな作家なのです。(古くからのファンはもちろんモンティ・パイソンを抜きにしては語れないでしょう)しばらくギリアム離れしていた中、今回「未来世紀ブラジル」以来、二部作と称してもおかしくないと思われる、ガッツリとしたSF大作が公開されると聞いて、久しぶりにワクワクとした気持ちで劇場に足を運びました。主人公が不条理な近未来を漂うという設定は「未来世紀・・・・」と似ていますし、「またコレやってるよ!」というどこかで見たような嬉しい演出が所々に見られます。2015年だから描けたであろうネット社会や労働環境に対する風刺も、かなりのセンスで突き刺さってきます。基本的には深刻な話ですが、ガジェットやセット〜美術との兼ね合いが絶妙なのでデストピアの描写もユーモアの世界に引きずり込むことが出来るんですよね。ヒーローとは呼びづらい主人公で、中年の悩みが全開・・・そんなわけで自分を投影出来るシーンは数多くありました。
最近流行りの面白い映画とは一線を画して、「変な映画だけど、家に帰ってからいろいろと思い出すことが多い」という、ギリアムの美意識が結実した傑作だと思います!是非劇場でご覧ください。

date 2015.6.29
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友人への誕生日プレゼント

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最近、時代のせいなのか年齢のせいなのか分かりませんが、「雑貨熱」が冷めてしまった事に気がついています。学生の頃は雑貨を買うのが好きで、「コレが暮らしを変えてくれるんじゃなだろうか!」という気持ちが今よりも高かったと思います。今は、そういう意味ではiPhoneなどのデジタルツールやチェーンソーなどのリアル工具が生活を変えてくれていると思いますが・・・。しかし!友人にあげるプレゼントとなると、無責任な美意識が脳内で広がっていくんですね〜この「置き物」は彼の部屋にあった方がいい!、うん、絶対あった方がいいに決まってる〜と!そんな訳で選んだ、「金星人のメガネスタンド」「鳥の置き物」「ロケット型のボールペン」そして「万年筆型の筆入れ」(値札を外していませんでした)・・・なんです。写真は友人から「届いたよ」とメッセージに添付されていたものなのですが、こうやって客観視すると・・・・う〜ん、かなり迷惑なラインナップ!でしたね。ちなみにボールペンと筆入れは僕も持っていますけど・・・。先日天文館ベルグ広場で行われた「オヤジジャンク市」でゲットしたものがほとんど。
ウディ・アレンの広告を勝手にジャケットにしたCDもおまけで付けたのですが、こちらはジョン・ウイリアムズのベストを編集してあります。「ジョーズ」から「ジェダイの帰還」まで・・・テーマ曲やエンドタイトルは極力省いて、チェイスシーンなどを中心にした選曲になっています。自分も車の中で聴いていますが、空飛ぶ車に乗っているような気分になります。
***
先日、このプレゼントを渡した友人と同じく、私も49歳になったんです。これまではアラフィフでしたが来年はフィフフィフ・・・還暦までの10年をどう生きるのか!という局面を迎えてしまいますね、がんばります。

date 2015.6.29
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どうやって自分の仕事を守るか

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以前にもこのブログで書いたと思うのですが、請求書を発行する際、備考欄に「使用期間を1年間とさせていただきます。また、他媒体への展開は初回原稿料の30%をいただきます」と書き添えることにしています。使用範囲と期間をきちんと書く。一度もお会いしたことがない方ともやりとりをする仕事ですので、仕事を頂いてから納品するまでの間に、こちらから特に金銭的な問題について意見を述べる機会というのはあまりありません。イラストレーターの仕事を始めたばかりの人は、依頼主に遠慮して権利が主張出来ないケースも沢山あると思われます。しかしながら「仕事」としてイラストレーターをしている人にとっては、前述した二つの文章は、最低限自分達の仕事を守る上で必要だと思います。フリー素材や無料配信が氾濫していることで、一般的には僕が描くようなイラストはタダという認識が広まっているかも知れません。それは最終的に仕上がったコンテンツが何らかの仕組みで収益を上げているからであって、素材を作る人がタダ働きしている訳ではないんです。「趣味」でイラストや音楽をアップしている人も、その点を理解した上で活動して欲しいと思いますね。「どうやったら食べれるようになるんですか?」という質問を若い方から受けることもありますが、結局のところはここの覚悟だと思っています。

date 2015.6.27
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シオヤアブ〜虫自慢が多極分散型社会を作る

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顔の中心部にかなりのボリュームで毛が生えています!何だか思いっきり悪者キャラですね〜〜・・・しかし良く考えて見ると、こうした自然の造形からヒントを得たアニメーションや実写の戦隊モノなどを見続けてきた影響で、悪く見えてしまうのかもしれません。この手のコワモテヒーローが何十年か君臨すれば、ものすごく良いキャラに見える可能性はありますね。
実際、このアブは家畜や人間の血を吸ったり、他の昆虫に奇襲をかけるらしいので、イメージ転換を図るのはかなり難しそうです・・・。

date 2015.6.27
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ジオパークの看板〜鹿児島県立博物館

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桜島・錦江湾がジオパークに認定されてから、この9月で2年になろうとしています。何がどう変わったのか?ディズニーランドにあるようなアトラクションは出来ると思っている人もいるかも知れませんが・・・自然遺産を再検証したり有効活用するための取り組みですので、見た目は変わりませんね。地元の人に地域を新しい視点で見つめてもらうことや、観光客にとっても、これまでの観光ガイドとは違う意味を持ってくると思います。その役割を担った看板が、実はあちらこちらに立っているのですが、僕も今回初めて、自分のイラストが入った看板をマチナカで発見しました。

date 2015.6.23
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ロボダッチ

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2007年にもこのブログ上で「ロボダッチ」の事を書いています。かなりマイナーな存在だったのに、自分にとってはドストライクな造形センスや世界観だったんです。昭和40年代の小学生にとっては、模型屋(+駄菓子屋)というのが「溜まり場」であり、最先端の情報収集が行える場所でした。様々なプラモデルが並ぶ中で異色を放っていたこの「ロボダッチ」。パッケージの中に入っているイラストにも引き込まれていたんですね。たまたま、検索したところ昨年、漫画が復刻されたことを知り早速入手〜。巻頭のカラーベージには当時のポスターなどが掲載されていて、「確かにこのイラストだった」と見覚えのあるものがたくさん・・・。
今回、作者小沢さとる氏のあとがき「40年前のあの日のキミたちへ」も、まさに自分に向けて書かれている内容でした、なんと新作に挑んでいるとの情報も。1975年の発売当時、7ヶ月で1000万個を超えるヒット商品だったことも、今頃になってわかった。そのうちの10個くらいは、僕が買ったものだったんですね。
50歳を目前にした最近になって、小学生の頃の情報が再びものすごい熱を帯びて浮上している。自分がそういうアンテナを張っているだけ?ではなさそうです。いろんな原因が考えられますが、僕くらいの大人が重要な役職について、少年の頃から温めていた企画を通せる立場になったことも理由のひとつだと思います。スターウォーズの新作公開も、そういう熱意が結びついた結果なんでしょう。「昔は良かった」と後ろ向きにならずに自分の新たな創作意欲の資料として、今回のような漫画を結びつけていられる間は、家族からも文句は出ない筈です。