野添宗男展
本日5月13日(金)から21日(土)まで、呉服町の「ギャラリー彩」にて、野添宗男展が開かれています。以前、アトリエに伺った話をこのコーナーでお伝えしましたが、僕が鹿児島で最も尊敬する画家です。野添先生は桜島に移り住んで15年、桜島の溶岩と牛をテーマに作品を作り続けていらっしゃいます。やはり、間近で毎日観察されているからか、岩肌へのコダワリは鳥肌モノです。距離ごとに違う色相でまとめられた岩肌が表現され、まるで他の惑星に降り立ったかの様です。一日として同じ表情を見せない桜島のとてつもなく長い時間を閉じこめたかったのでしょうか。経歴を見ると、野添先生自身が、桜島にギャンブル場計画が浮上した際に反対運動をされたり、西田橋の保存運動を展開されたり・・と画家として、社会を厳しい目で捉えながら行動している事が解ります。そのような姿勢が画面にも集約されており、圧倒されます。
これは、印刷物やwebではなかなかお伝え出来るものではありません。是非、足を運んでみて下さい。
場所は、三越の駐車場の向い、2Fです。(鹿児島市呉服町3-6 山口ビル2F tel 099-222-0027)10:30から18:30までです。
110
2005/05/14 16:06
オーテマさんの言われている通りで、実物を拝見しないと判らないという意味がよく理解できました。感動しました。
少しだけお話もお伺いでき(図々しくもお茶・パンフまで頂きました)素晴らしいお人柄にも触れさせていただきました。
マティック
2005/05/14 17:06
あの岩肌と牛の群れ・・・いろんな事を感じさせてくれます。僕は、あのように(予備知識なく)誰が観ても解る絵が一番好きです。そういう意味では、野添先生の姿勢は王道だと思うのです。
桜島、あまりにも存在感があるので、鹿児島県民は概念として定着していると思います。ですが、本当にあそこまで観察しているのは、野添先生だけですよね。
フラ
2005/05/16 17:13
ところで、私が分かります?
マティック
2005/05/16 18:11
フラ・・というのはフラワーのフラ・・でしょうか。と考えていたところ、思い当たりました。「思う事でした」という部分も、何気なく鹿児島弁だったりして・・・。ご無沙汰しております。今回の「む展」には出品されないのですね・・。
フラ
2005/05/16 21:17
マティック
2005/05/17 10:19
花・・踊り・・イイですね。パフォーマンスも十分、展示になりますよ!いずれにしても、今回のむ展は映像ブースなどもありますので、オープニングで是非、踊って下さい。