ギャラリー巡り
鹿児島市立美術館で行われている「TOIRO展」、CAPARVO Art Galleryでの「ナマ・イキ・VOICE Art-ma展」を見にいく。全国的な流れなのかも知れないが、デザインとアートが混在している。「そんな垣根はいらない」というパワーがみなぎるものも多く見受けられた。僕はデザイン界の人間、と割り切って活動してきた古いタイプなので、正直なところ今の流れを理解することは出来ない。デザイン、アート、どちらでも構わないが、一作家として末永く活動し続けて欲しい(社会と向き合ったとき、様々な力が個人を潰しにかかる)。写真は「TOIRO展」での博多和宏さんのパフォーマンス。演劇の要素を取り入れたファンションショーといった趣。構成主義の香りが漂っていた。
続いて、ホワイトギャラリーに足を運び「川端健太郎〜陶のオブジェ展〜」を見る。例えようのないフォルムの陶芸作品(と称してよいのか)が並ぶ。どこにも帰属していない感覚が新鮮だった。川端さん、ホワイトギャラリーオーナーの三坂さんともお話しをすることが出来、充実した一日でした。