速報!第9回アートマーケット
第9回ナマ・イキVOICEアートマーケットが霧島アートの森で行われました。絶好の天気で、来場者は美術館開館以来の新記録を達成したそうです。グランプリは高岡栄司さん(彫刻作品)、準グランプリはtari★jutanさん(絨毯によるインスタレーション)、3位はタケオナナミさん(木工オブジェ)でした。今回は屋外展示とあって、平面作品は不利でした。この環境を考慮した展示方法があれば評価されたと思われます。その他、大城瑞穂賞は高岡栄司さん(彫刻作品)、早川由美子賞は市之瀬章さん(陶器・オブジェ)、藤浩志賞はまいんさん(写真)、宮薗広幸賞はJet Brother Aさん(生活空間デザイン)でした。おめでとうございます。(他にスカウト賞もありました。)この模様は明日のナマ・イキVOICEで紹介されますので、お見逃しなく〜!
審査員の間ではいつも、「結局のところ賞をもらってもアートマが終わると普段の仕事に戻ってしまう人が多い」という話題になります。確かにお祭りではありますが、作る側はこれを日常化しないと意味がありません。アート、デザイン・・・どちらでも構いませんが、1人でも多くの独立した作家が増えない事には、世の中からの観る目が厳しくなりますよね。自分の首を絞める事になる。今回のアートマも、鹿児島ならではの素晴らしい環境で実行されました。このような生活スタイルを含めて作品を発表していくという動き、鹿児島から全国に広がっていくといいですね。
テディ
2006/11/04 02:08
今、村上隆氏の『芸術起業論』を読んでおりますが、
「芸術には、世界基準の戦略が必要である。」
「業界の構造を知らなければ、生き残れない」等、
門外漢でも、現代アートの仕組みが、わかりやすく
書かれており、勉強になりました。
HAKATA
2006/11/04 06:41
会場では挨拶できませんでしたが、ショーを観にきてくださったのには気づきました☆ありがとうございます!
本当、日常的に仕事として作品を作れる人が増えるとおもしろくなりますよね!そういえばASAKURA君がかなり吹上移住に興味を示していましたよ!
マティック
2006/11/04 11:52
村上隆氏、世界的に活躍されている様ですね。彼に代表されるような現代アートって、起業家や経営者としての手腕がかなりのウェイトを占めていますよね。或いはギャラリーにそういうものが求められている。村上氏は「喧嘩に勝ちたいだけ」と言っていましたし・・。
僕はアート界の住人ではないので、それは大袈裟な発想に思えてしまうんです。「淡々と、要求されたモノを的確に描いていく、しかも適正な価格で。」これが僕の信条です。独立出来ていて、普通に暮らせるだけの収入があればいいのではないでしょうか。まずはそういう人が増える事が大切です。
HAKATAさん→
お疲れ様でした。HAKATAさんとASAKURAくんは欠かせない存在となっていますね。昨日はジッパーの音が不思議な感じで響いていましたね。音階をつけて増幅させれば立派な音楽として成立するんじゃないでしょうか。あとは・・あの広場では本格的な音響設備が必要でしたね・・・ラジカセだとちょっと寂しいですよね。KTSさんとの交渉で何とかなるのでは?
はな
2006/11/04 19:18
どうしてもモノを仕事目線で見てしまうので、純粋に楽しめない自分がいるのは我ながらちょっち悲しいです・・・。楽しそうな若者がきらきらまぶしい秋の光景・・・。
でも、仕事の世界にまで来てくれ〜っ、こっちでも一緒に遊ぼうよ〜って思うのは確かです。
藤さん、ちょっとぽっちゃり&白髪混じりでしたね♪久しぶりでした!
アグリステーション鹿児島
2006/11/04 19:50
わかりにくいものを、わかりやすく伝える、プラス楽しさでしょうか。
フォトコンテストは、審査員が見て当落が決まり返却されてくるので、審査員や観客のダイレクトな意見を聞かないため、傷つくこともありません。反対にいい意見も聞けませんが。
今回のようなイベントに不利な平面作品で参加することは、写真の新しい形として、何か面白そうだと感じました。
あーわからない・・・・
マティック
2006/11/04 22:52
はなさんのおっしゃっている事、非常に良く解ります。やはり、仕事にして欲しい、そうでないと説得力がなくなってきますよね。若いうちは勢いで何とかなるけれども。とりあえず、笑顔のままで40歳まで続けられるか!と言いたいです。
アグリさん→
写真だから、平面だから不利だった・・というのは、言い方を間違えました。実際、今回も写真で藤浩志賞と、中原慎一郎賞が決まっていますしね。解りやすいものというよりは、作家の気迫が感じられる事が大切だと思うんです。そういう情熱って、審査員ではなく、来場者の方が敏感に感じたりするものでもあります。