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date 2006.12.23
category garden
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最悪の出力結果


とある写真屋さんで、自分のイラストをいわゆる「デジカメプリント」として全紙の大きさに引き伸ばしてもらった。随分と待たされた。三週間・・・長すぎる!鹿児島に機械がないらしく、福岡のラボに回していたらしい。時間の事はまあ、許そう。許せないけど。しかし問題はその出力結果である。最悪の色味であった。ついでにトリミングもされていたし!イラストなんだからトリミングすんなよ。写真でも、サービス版以外はトリミング禁物の筈。色味については、いろんな理由が考えられる。恐らく、セミプロレベルの人にウケが良いように、機械自体が「鮮やか」にプリントされるようにセッティングされているのだ。鮮やかだから綺麗というのは、まったくおかしい。もっと鮮やかに!と叫ぶ人が多いんだろう。狂っている。こうした「鮮やか志向」というのは、最近の液晶テレビでも顕著に表れている。店頭で観る限り、自然の緑が蛍光色に近い感じで再現されている。おかしい。少なくとも日本の自然ってイメージとして謙虚だし、地味なものだ。そういうセンスを伝えるディスプレイであるべきです、安いテレビを除けば、勿論映像のイコライジングが出来る筈だから、買ったらすぐに肌色を中心に自然な色合いに調整して楽しんで欲しいと思います。

Comments: 4 comments

  1. 同感です。デジタル化することで失うものも多い。
    液晶の表現力ってブラウン管には勝てない
    デジカメはフィルムカメラには勝てない
    映画(フィルム)もそう ハイビジョンのカメラでも
    映画には勝てない気がする。
    そんなこんなで 日本の美しい自然って
    ハワイみたいなコントラストがある風景ではなく
    深緑や薄緑に 赤い葉や花があるそんな
    わびさびのある風景だと思う今日この頃
    そして 奄美の自然と動物の番組を1月3日に
    放送します。お時間あればご覧ください。
    動植物主役の映像です。
  2. PARAさん→
    液晶が登場する直前のブラウン管で、丁寧に作り込まれたモデルは、やはり一番でしょうね。でもそうした美しさを記憶出来る人は非常に少ないと思われますし、後世に伝えるのも難しい。どうすればいいのでしょうか。日本は湿気があるから、コントラストは低いですよね。1月3日の放送、ハイビジョン画質で楽しみたいところですが、永吉は2010年まで待たなくては観られません・・・残念。
  3. 自宅プリントがふえてラボの需要が減ったということもあると思いますが、東京でも「うーん」と首を傾げるような仕上がりが多くて私も困っています。いっそのこと大判プリンターを買ってしまおうかと思っているくらいですが、場所が…。
    液晶の色ですが、ナナオのFORIS.TVは比較的ナチュラルな色で好感を持っています。
  4. kikuさん→
    ご無沙汰しております!FORIS.TV〜!川﨑さんのデザインですね。何度もHPで買おうか迷った製品です。あのフォリス・ブルーはJBLのカラーに敬意を表して決めたらしいですね。そんな訳で、うちのスピーカーとも相性はイイ筈なんですが。ハイビジョン、フルスペックのモデルはもう登場したのでしょうか・・・今から調べてみます。