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date 2007.11.5
category garden
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NY番外編1


今回の旅、まったく一人で行動できる日が二日間ほどありました。ここだけはどうしても「その時」に行かないと・・と思っていたのです。
観光ガイドには(多分)出てこない場所・・・そうです!(いやですね、この相づちの入れ方・・)ドナルド・フェイゲンが所有するスタジオです!!このブログでは何度も書いていますが、ニューヨーカーである彼の音楽に高校生の頃から助けられてきました。そんな訳でどうしても、この目で確かめたかった。旅の前半はTシャツで歩いた日もありましたが、この日は肌寒く長袖二枚にハーフコート。事前にHPで調べたので住所はすぐに解りました。地下鉄を降りて、大通りから一歩入った住宅街をテクテク、どの家もハロウィンが近いということで、きちんと手入れされた前庭と階段にカボチャやミイラ男、蜘蛛の巣などの飾り付けをしていました。日本のうわついたハロウィンとは違い、気合いを感じました。ほどなくして、そのスタジオと思われる場所に辿り着いた訳ですが・・・彼らしく、入り口にはポツリと住所が記されているだけでした。コンクリートブロックにグレーの塗装が施してある古くも新しくもないフラットな印象の建物。ひっそりと、こんな所であのサウンドが紡ぎ出されているのかと思うと、感慨深いものが。HPでは一般のレコーディングにも開放されているという事でしたが、外観からそれを感じとる事は出来ませんでした。もしかして、ここではないかも知れない・・・(以前、存在しないHPアドレスに騙された事もあった)。しばし眺めた後、不審者に思われても困るので、ちょっとだけ写真を撮ってまた歩き始めたのでした。

Comments: 2 comments

  1. あのサウンドが産み出されている場所に行ったんですね!羨ましいです…。でも、僕の中ではマテ先生がそこに行った、という事に何か非常に大きな意味を感じます。例えるなら、銀河系がアンドロメダに接近!みたいな、そんな感じの記念的な出来事だと思います。
  2. タカタさん→
    大きな意味を感じてくれて有難うございます!銀河系というのは大袈裟ですけど・・・この記事に飛びついてくれた事自体が嬉しいです。・・・そうですね、展覧会に続き、今回の第二の目的でもあったこの場所ですが「ひっそり感」が逆に刺激になりました。タカタさんもいずれ出かけることになるでしょうね。