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date 2009.11.22
category garden
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富山・・・進んでいます


ここのところ、街作りに関心があります。そんな訳で富山に着いても、観光と言うよりは鹿児島との比較で街を見つめることになります。まずびっくりしたのは、街のあちらこちらで大がかりな工事が進んでいる事。しかも「予算を使い切るために何やら掘り起こしている、そして埋め戻している」という印象ではないんです。明らかに何かの目的に向かって動いている・・・レール造ってるよ!思わず工事現場の人に語りかけてしまった「延伸しているんですか」と。散策していくうちに「市内電車の再生による中心市街地の活性化を目指します」という看板が目に入りました。ポートラムの成功例がニュースになった富山ですが、更に加速しているんですね。実にうらやましい。鹿児島市は市電やバスを辞めたがっている、というウワサも聞く中、富山市は「富山市都市整備部路面電車推進室」なる部署があるんですね。
鹿児島市もいろんな街作り事業が進んでいる様ですが、まずは公共交通機関あっての事だろうと思います。一刻も早く日本で初のトランジットモールを実現すべき。頑張って欲しい、鹿児島市!

Comments: 5 comments

  1. ここのTLR0600形電車は、少し丸みを帯びた形が可愛らしく好きなんですよ。鉄道ファンも多く訪れるようですね。
    鹿児島の市電は愛着が持てません。
    でも、鹿児島は、本数も多く、運賃も富山より安いですよ。
    良いとこもあるのですが、今後、バスとの連携、路線など工夫が必要なんでしょうね。
  2. 線路の奥にちらっと見えるのは飛騨山脈でしょうか。白い電車が似合う街ですね…
    僕も旅行へでかけると,自然の絶景よりも古い建物や歩道の模様に見とれたりします。未知の街を目にすることで逆に自分の住んでいる場所の良いところ悪いところに気付くんですよね。
    いつか街作りについてとことんマティック氏と語ってみたいです!
  3. kirinさん→
    確かに、本数は少ないかも知れませんね。カメラを構えていてもなかなかやってきませんから。鹿児島はいつも走っているイメージがありますよね。kirinさんが指摘されている点は重要ですね、愛着を持てるような市電になって欲しいと思います。
    yappyさん→
    地理に疎いので何ともいえませんが、立山連峰はいつも見えていますね。飛騨山脈も近いんでしょうね。街作りについては、観光客の立場ですが鹿児島は遅れをとっているという感想です。yappyさんと部署が違うと思いますが、こういった公共交通の推進室を是非とも作って欲しいですね。語りましょう!
  4. 富山もいろいろとがんばってるんですよね。
    なんかヨーロッパ的なイメージに思えてきました。
    鹿児島も市電といういいものを持ってるんですけどね…
    都市計画がずさんだと全然活かされないんですよね。
    前にも似たような書き込みしたと思うんですが、
    鹿児島の場合総合的な都市計画というのが全くなされてないんですよね。
    農業が主な産業なのに、どちらかといえば中央からのおこぼれにあずかるような公共工事中心の財政ということと、
    赤字だからと一部のバス路線、観光地の閉鎖、フェリー航路の廃止など、
    一部の私企業に頼り続けてきた結果が観光立県としても成り立たないような状況でありますからね。
    鹿児島の焼酎業界では若手が先陣を切って新しい焼酎を造り続けてるのを見てると、
    様々な業界の若手に有望な人材はたくさんいるんですが、
    それが全然活かされてないなぁと感じます。
    総合的な都市計画に若手の意見をどんどん取入れて、
    地方交付税ありきの財政状況をいかに打破できるかを考えていけばいいのになぁと思います。
  5. katsuyaさん→
    おっしゃる通り公共交通機関への考え方って、赤字だから即廃線ではいけないんですよね。僕が参考に読んだ「路面電車ルネッサンス」では、公共交通機関というのは、本来赤字が当たり前で、結果的に地価を上げ企業誘致が進み、税収増に繋がるという考え方が一般的と書かれてありました。このあたりは是非とも見習って欲しいと思います。ケンカしている場合じゃないです・・・。