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date 2010.1.2
category garden
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新春スペシャル・ポートラム(未来へ、視界良好。)


元日の南日本新聞で、公共交通機関の充実について私の意見がイラスト入りで掲載されました。その下支えになった事例のひとつに、富山が取り組んでいるポートラムの成功が挙げられます。何と3年でこの事業が達成されたのだそう。北陸新幹線の開通を目前に控えている事なども後押しのきっかけになったという事です。鹿児島はどうなのか?同じく九州新幹線全面開通を控えているものの、何か動きはあるのでしょうか。最近、鉄道マニアだと友人から疑われているフシもあるのですが、ブロードバンド同様、最低限の社会的インフラだから興味を持ったと言えます。普通に電車は好きですけどね。実際、グッドデザイン賞などを始め、デザイン界に携わる人間としては見逃せない点も数多くあります。今回公開するギャラリーの後半は富山市の「公共交通まちづくりインフォメーションセンター」で撮影したもので、写真としての魅力はありませんが、もしお時間があったら是非とも読んでいただきたいと思っています。市民との対話の場、理解の場が常設されているというのもスゴイ事です。
とにかく市民や県民から愛されているという実感が伝わってきました。既に高齢化社会となっている鹿児島。これから自家用車に乗れなくなる人口は爆発的に増えます。是非とも市電の延伸を実現させて欲しいと思っています。
ギャラリーはこちらからどうぞ

Comments: 7 comments

  1. アグリステーション

    市民参加型の町づくりがいいですね。
    日比野克彦氏のように地元と連携しておこなうリーダーなら楽しみなのですが、どうしても鹿児島は、田舎根性が抜けないのか都会のコンサルやデザイナーに頼りがちです。
    中央駅前のライトアップも有名な人を連れた来たのに失敗でした。
    地元の意向を伝える人がいればいいのですが、都会の有名な人に遠慮してしまうのが失敗の原因だと考えます。
    マル屋のナガオカケンメイ氏がどんな物を作るか、楽しみにしています。
    鹿児島は、市民参加型が少ないですよね。
  2. あこがれます!LRT。
    あれが街中を走ってるだけで
    おしゃれ感がぐっと増して、民度が1.5倍ぐらいアップした
    感じがしますね。
    あのスマートな感じって何に起因してるんでしょう?
    エコとかデザインだけじゃないと思います。
    静岡にも出来ないかな〜
    駅を中心にした環状&ハブ路線かな
  3. アグリステーションさん→
    鹿児島の場合、いざとなったら都会の人に頼む、というのは明治維新以降でしょうか。それまでは最先端の地域であった筈。日本も、欧米に対するコンプレックスからも抜けきれない。胸を張って地元の人を起用する風土作りは必要でしょうね。普段の生活に満足しているから危機感も足りないのかなあ。この話しは長くなりそうです・・・。
    しば氏→
    そうですね、確かに民度が1.5倍上がります。
    LRTのスマート感というのは、車両自体から純粋に感じる先進性が大きいですよね。昔の路面電車と違う。モーター音なども未来的。静岡・LRTで検索したところ、導入が検討されている様ですね!がんばれ静岡!
  4. 北海道新聞の1月1日の第一面トップ記事は、札幌の路面電車の延伸計画でしたよ。かつて25kmあったものが、地下鉄の建設に従い8.5kmまで縮小され、ここにきて再び延伸の方向です。ずっとコの字型の路線は違和感があったので、そこは繋げて欲しいですし、チンチン電車とは違うスタイリッシュな公共交通機関として再生を図っていって欲しいです。鹿児島は天文館の魅力ある文化集積地区の継続・活性化のためにも、パーク&ライドの成功事例をぜひ作っていって欲しいと思います。
  5. yashudaさん→
    そうですか〜!やはり全国的な流れになりつつあるんですね。
    羨ましいです。北海道!
    コの字型をロの字型にするのは基本でしょうね。僕の住む薩摩半島も、見事なコの字を描いています。
  6. 今年もよろしくお願いします
    市電への提案、着々と進んでいますね?!
    地域が主体となって全国、世界へ発信できる
    デザインやアート、今年も取り組みます。
    時間があれば意見を聞きたいです。
    個展に遊びに行きますね!
  7. Sputnikさん→
    御無沙汰しております!昨年は「銀河鉄道999」や日食のプロジェクトで大忙しでしたね。今年もSputnikさんの新たな提案に期待しております!DWELLや丸屋ガーデンズのオープンで、鹿児島のデザイン事情が少しずつ塗り変わっていますね、僕も何か出来ないかと模索する毎日です。