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date 2005.5.6
category living
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はりはり仮面その1


小学校3-4年の頃(1975-76)だったと思う。帰宅すると、冷蔵庫に必ず「はりはり仮面」が入っていた(ロッテから発売されていたチョコ、シールのおまけつき)。共働きだったため、家族が揃う夕食時までのちょっとした楽しみでもあった。毎日、おまけのシールを下敷きに貼り、次の日に学校で友達に見せる(見せびらかす!)。僕のとったこの行動がクラスでブームになり、ダブったシールを交換する様に発展していった。めんこの時代から、今で言うトレーディングは男の子の遊びの基軸なのだろう。シールを貼った下敷きは、当然の事ながら凸凹になり、鉛筆の軌跡がシールとシールの境目に誘われ、使い物にならない。下敷きがシールで一杯になると買い足し、最終的には4枚持ち歩いていた。
この「はりはり仮面」、後に「ビックリマンチョコ」へと発展する。その頃は、もう興味はなかった。「ビックリマン」系の文化は、最近では「ポケットモンスター」などにも通じていると思うのだが、どうだろうか。
当時は「グラフィック」という言葉を勿論知らない訳だが、こうして収集し、編集?する楽しさはこの時に身に付いたのだと思う。シールの出来も、今見ても本当に楽しい。あまり多くの人が携わっている様には見えないところがイイ、楽しませるためにアイデアを積み重ねていった、個人の力を感じるのであった。
ネット検索したところ、今だに未使用品のトレードは続いている様ですね・・・やはり偉大なお菓子です。

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