GW後半戦のCD
タワーレコードが鹿児島からなくなってしまったので、@TOWER.JPから仕方なく取り寄せました。なくなる以前から使ってはいますが・・・。GW後半を乗り切るための4枚。左上「WORKS’95-’05/砂原良徳」、ベスト盤って、基本的には好きではないのですが、DISC2が「アレンジ・リミックス・プロデュースワーク」より選曲されたものなので購入。右上「ライク・コーピング/ジェフ・パーカー」トータスのギタリストです。友人に勧められてこの後のアルバム「ザ・リラティブス」を先に聴いたのですが「Beanstalk」という曲が気に入り、この春のテーマになっています。そんな訳でソロ1作目もチェックする事に。左下「ブレミッシュ/デイヴィッド・シルヴィアン」こちらもデレク・ベイリー好きの友人からの勧めで。3曲参加しています。デレク氏はジェフ・パーカーが尊敬するギタリストでもある様です、繋がってます。右下「アンフィックスド・ミュージック/鈴木正人」sigh boatの活動が記憶に新しいのですが、ようやく出たソロアルバム、という事の様です。2年ほど前からこのあたりの音楽を聴く様になりました。
4枚とも、はっきり言ってゴールデン・ウイークを乗り切ろう!というイメージではないですね。ネットでCDを買うと、何だか偏ってしまうんですよ。選んでいるようで選んでいない感じがします。モニターが100インチくらいあったら、もう少しリアル店舗に近づくのかな?
幻の果て
2007/05/05 04:40
尖がったGWっすね~。。素晴らしい。
それでは何故か関連系でお薦めを1枚。
2006年に発売されたシカゴ・アンダーグラウンド・ディオ
の4thアルバム「イン・プレイズ・オブ・シャドウズ」はどうでしょう。録音とミックスはトータスのジョン・マッキンタイアーが自身のスタジオで行っています。(一応、話を繋げているつもりです。)
基本はコルネトとドラムのデュオですが、ヴィブラホーンや様々な鍵盤楽器、打楽器、ムビラ(ジンバブエの親指ピアノ)などが音響チックに入り乱れます。
熱い曲もありますが、全体的にアフリカンチックでアジアンテイストなミニマル(何だそりゃ!)、ちょいガム(少しガムラン)で涼しげっすよ。これからの季節には良いかもしれません。あ~そうでもないか。。インプロ系もあるな。
個々の楽曲というよりは、トータルの流れでって感じで。
民族音楽と現代音楽とフリージャズが有機的に結ばれていて
不思議と違和感なく入ってきます。
またマッキンのミックスがシャープで澄んでいて気持ちが良い
です。このバンド、アルバム単位で芸風が異なるのでちょっくし注意っす。偏ってるて感じてるのに薦めるな!って感じすね。結構、お気に入りなんですが。
それでは。
マティック
2007/05/05 14:50
や、ヤバイですよ〜!さっき買ってしまいました、Amazonで。いや〜ヤバいなあ。アフリカン、アジアン、ミニマル、インプロって、君〜!この手の音楽、昔の聴き方に比べると掴みどころがなくギャンブル度が高い買い物をしがちです。当然、レンタル屋にある訳もなく、配信もなかったりして(配信は嫌いです)。巷で普通に耳に入ってくる音楽、特にJポップの、あまりにもマニュアル化されすぎた均一な音楽商品の数々、これは本当に危険です。スーパーなどで買い物をする際のBGM、気が狂いそうになります。音楽自体も音質も最悪なんです。こうした濁流の中、必死で小さな岩にしがみつく様な、あるいは流された果てにある様な音楽を求めてしまっていますね。少ないけれど、そのような良質な音楽を作り続けている人たちに感謝するのみです。
幻の名盤って?
2007/05/05 22:15
ラストGWラインナップからいって、よもや大丈夫だと
思いますが、、
そうですね。どうしても過去の莫大な音楽遺産に
囚われがちなんですが、ようやっとこの辺の音楽に
辿り着きましたね。現在進行形の音楽という意味で。
ジャンルに拘りなく、貪欲に琴線に触れる音楽
を取り込んで吸収していく姿勢に感銘を受けます。
感じた喜びを音にするといった感じですかね。
忘れがちですが、一番音楽に必要なファクターだと
思っています。
気に入ってくれると良いのですが。
マティック
2007/05/09 22:48
先ほど、届きました。そして早速聴いてみました。第一印象、かなりの緊張感ですね。4344で聴くと粒子感の高い、ぶっ飛びの録音です。軽く勧められる音楽でない事は確かですが、愛聴盤になる可能性を秘めています。