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date 2008.2.22
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陳情書の効果


タイムトンネルに日置市の議員が午前中に1名、午後1名お見えになりました。しかし・・・日置市の対応「早〜!」陳情書の内容について、具体的に「困っていること」をお話ししたところ、熱心に聞いて下さいました。お二人ともインターネットは勉強中という事で、どのあたりまでこちらの気持ちが伝わったのか不安な部分もありますが、とりあえず話が出来ただけでも一歩前進です。どうも有り難うございました。
この話題、最近は記事をアップする度に、田舎暮らしを夢見る若者に対して「やめた方がいいよ」という方向で伝わっているのではないかと不安になります。「大寺は都会に住めばいいじゃん」と思っている方も多いのではと。
しかし、この街に住み続けている方々は、地域に住む運命、守る運命に従っているんです。気軽に引っ越しはしない。
情報格差がどのようにしておこるのか、という問題は、そういう人々をとりまく過疎化、高齢化と完全に繋がっています。逆に言えば、情報さえあれば、この現象に歯止めがかかる訳ですが、その簡単な構図が理解されにくい。極端な話、僕の住む地域では「インターネットはオレオレ詐欺の親戚」程度の認識しかないのかも知れませんね。「だからどうするんだ」と自問自答した結果、やはり情報発信という答えにたどり着いたのでした・・・。実はインターネット経由だと読めない方がいらっしゃるので、プリントアウトして近所に配ったりしてるんですよ!オーテマ回覧板作ろうかな・・・。

Comments: 7 comments

  1. インターネットは引きこもるためのツールではなく、外と瞬時に接触するための開かれたツールなんですよね。
    たとえば、高齢者の方がテレビと同じような気軽さでインターネットに接することができるような簡易なシステムを作る、というのも、行政の大きな使命ではないかと思います。
    地面に暮らすことを決めた人間は、腹をくくってがんばるしかないですよね。
    だって鹿児島、いいとこだもの。
  2. はなさん→
    そうですよね!ブロードバンド普及率の問題を除けば、間違いなくいいところです。
    インターネットは、確かに「パソコンを立ち上げて・・・」という面倒な手順がありますから、高齢者は敬遠してしまうのでしょう。それ以前に、まったく解らないんです。徳島県上勝町の「いろどり」の成功例もありますし。こういう場所が鹿児島県内で沢山出てくるといいんですけどね!
  3. あけおば

    私の幼い頃は各家庭に電話はなく遠方から電話がある時はわざわざ『30分後に電話があるそうよ』って電話のある家の人(うちは近くのK製材所の電話にお世話になっていました)が言いに来てくださって、待ってたものでした。あれからウン十年懐かしいなぁ~。きっと今のこの事も将来はそういば・・・だってよね!!みたいな話になるんでしょうね きっと。
    でも昔と違うことがあるとしたら それを実現することによってこの地がどうなって行きたいのか、将来の構想・ビジョンを明確にして行ければいいなと思います。右肩上がりの経済成長に生きてきた自分達は得たこと失ったこと 今振り返ってわかってきていると思うんです。おりもおりNHKの厚姫で薩摩のことやっていますよね
    先人の教えに習ういい時がきているような気がします。
  4. 流石、マティックさん。いろどりの事もご存知でしたか!
    我が家も買い物から仕事まで、ほどんどネット依存ですから、光通信が来てくれたら大助かりなんですよね〜。僕のような職種の人間も、ネットがあればコチラで生活出来るんで、日置市さんには頑張って頂きたい・・・と言いつつ何もしていませんが。スミマセン。
    今度、議員さんとお話しする事がありましたら、ぜひ我が家もダシに使って下さい。「ネットがあるからココで仕事出来てます!」
  5. あけおばさん→
    僕が小学生の頃、永吉から電話をかけるときは、一度交換局のオペレーターにかけていましたね。「こちら永吉の何番ですけど、伊集院の何番にお願いします」という様に。あの頃は電電公社で、全国一律のサービスが提供されていましたけどね・・・。先人の教えを未来に伝えたり、或いは他の惑星に持って行く時にはデジタル化しなくてはいけないんです。永吉に蓄積された知恵が無駄にならない様、祈るばかりです。
    doggieさん→
    コメント、有難うございます。ホント、「光さえあれば」という状況の人は沢山いる筈ですよね。とりあえず、うちに光が来たら無線LANを地域に開放します。その次は、doggieさんの所ですね!一緒に行きましょう、日置市役場!訴える価値は十分にあると思います。
  6. masanori

    マティックさん、一歩どころか100歩前進ですね。
    人というものは、とても勝手で必要の無いもの、使っていないものには関心を持ちません。でも必要だ便利だと分かると急激な勢いで関心を持ち始めます。
    携帯電話も最初は限られた人だけのものでありましたが、便利なものと分かるや否や、すさまじい勢いで普及していきました。
    ここ吹上町も、つい数年前までは電波の入りにくい場所でしたが、今ではほとんどの地域をカバーできるようになってきました。
    インターネットも同じ状況で一人でも多くの方々が、こんなに便利なんだと実感できるようになればもっと普及率が高まると思います。
    そういう意味でも100歩前進ですね!
    ところで「iPhone」の日本上陸はあるのでしょうか。噂によると年末にドコモから販売されるのでは?と聞きました。それまで買換えを待ってようと思います。
  7. masanoriさん→
    コメント、有難うございます。確かに、携帯電話の普及のスピードは凄まじいものでしたね。僕としてはインターネットが各家庭に行き届いてから、携帯・・という順番が望ましかったんです。若者やお年寄りは「携帯で何でも出来る」と思いがちなので、何故(パソコンによる)インターネットが必要なのか解らない。しかし全然違うものですよね。この違いと魅力を説明するのって、知らない人に対しては難しいんです。
    iPhoneについてのウワサには詳しくないのですが、機能自体が前世代だし、待ち受け時間の問題など、日本人には耐えられない部分が大きいかも知れませんね。日本向けに改良されるかも知れませんが。僕はiPodTouchを狙ってます!