奇妙な週であった
考えてみると、先週は奇妙な週であった。火曜日に藺牟田池で遊んでいる際に友人二名から飲み会の誘いがあり、出かけてみると、あの日比野克彦さんとお話をすることが出来ました。どれだけ影響を受けたかを緊張しながらも熱く語り、また、僕の作品に対しても貴重なアドバイスを頂き感無量。内容については、濃すぎて書くことが出来ませんし、自分の中で整理も出来ていません。深夜タクシーで帰宅。3時間ほど寝て水曜日、今度は短い時間ではあったが、日比野さんのイベントの手伝いをすることに。7月22日の皆既日食に向けて『「種は船」太陽丸・月丸造船プロジェクト』というプロジェクトが進められているのだ。また、日曜日(昨日ですね)には、鹿児島コミュニティシネマからお誘いがあって、恥ずかしながら初めて参加してきたんです。「心くすぐる井口奈己監督の世界」という、監督を招いての3本立て。うち一本を鑑賞。普段は絶対に見ることのないジャンルの恋愛映画でしたが、女性ならではの視点というものを実感すると同時に、意外と男と変わらないのかと思ったり。そんな訳で東京から来た二人の作家に触れることが出来た訳なんですが、お二人は果たしてどう感じているのでしょうか。鹿児島ではこうしたイベントに興味を持っている人口の絶対数が少ないですよね。贅沢を言っても仕方ないのですが、黙っていても東京から作家がどんどん訪ねてくる様な、文化的なパワーがみなぎる場所であって欲しいです。
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写真は今朝のゴミ出し風景。このあたりは城下町ですので、生け垣や家屋の配置に歴史を感じますね。
Sputnik
2009/04/14 12:44
嬉しかったです。
鹿児島での文化のあり方には、
それぞれの考えがあると思いますが
僕らは「作家」でない者として
どう取り組んでいくか
これからも試行錯誤していきたいと思っています
マティック
2009/04/16 20:27
コメント、有難うございます。ずいぶん前から、この計画の事は知っていて、いつも誘っていただいていたのに、ギリギリの参加になってしまいました。申し訳ございません。
「ローカルのアートはローカル作家が」という仕組みについては、いつも考えているのですが・・・なかなか難しい問題ですね。まず、鹿児島の人が地元を良く知ったり、誇りを持ったりすることも大切ですし、歴史上の人物だけではなく、現在生きている人をきちんと評価するような感覚が広まっていかないといけませんよね。