アーティストJan Hatono Krumphanzlさん(鳩野やん)の個展に出かけてきました。場所は名山掘に新しく出来た(と思われる)Gallery Polanca。名山の界隈は、前回の投稿とも重なりますがスケール感自体が、人の気持ちを引きつけるのです。建物自体が愛される瞬間を演出し続けている様な。昔の日本の街は、どこもこうだったのかも知れませんが。
個展の内容について話さなくてはいけませんね。複雑な構図のモノクロ写真が小さな会場にずらっと並んでいました。デジタル合成だと思っていましたが、Janさんに尋ねてみると、きちんとセッティングしてワンショットで撮影されているとのこと。例えば、開いたチャックのアップの奥に花瓶があったり。構成要素の一つとして、裸の女性が出てきているものもありましたが、実はヌード写真自体を撮影したものだったり。
モデルアニメの作品を何作か観たことがあって、今回の作品群とは異なるセンスを感じましたが、セットを組み上げて撮影するという意味では同じなのかも知れません。
参考動画