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date 2009.4.4
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上海の砂糖


キンスペの上海特集を見て、いろいろと思い出してきました。まだひと月しか経っていないんですが・・・。
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旅先で、印刷物を眺めて持ち帰るのが好きなんです。特に中国は、高校生の頃「大中」や「文化屋雑貨店」にハマッていた頃の自分を思い出します。今回も、行きの機内食で出たミネラルウォーターのフタに始まって、リニアモーターカーのチケットは勿論、地元で作られたパンフレット、チラシ、箸袋などなど。日本の印刷技術は世界一優れていると思うけれども、いわゆる「版ズレ」をテーマに作品を作っていた時期もあった。敢えてやっているのに、印刷所に版下を渡してから「ズレていますけど?」という指摘を受けた経験も。デジタルな手法でアナログ風味を表現するのには、それなりの格闘がある。
今回は、特色一色刷りなので「版ズレ」の危険性はないんですが、素敵なお砂糖の袋を紹介します。何かが、イイ。現代都市系列というメーカーなのか。砂糖を作っているのに!CONTEMPORARYという英語表記も。コンテンポラリーという響きには弱いし、星も格好良い。現代都市だけど、太古というネーミングも謎なんですよね・・・。どこまで狙っているのか、偶然なのか・・・。

Comments: 5 comments

  1. おおお〜taikoo〜。純正白砂糖はグレイなんですね。
    ホテルの砂糖がブラウンの方のコーヒーシュガーで、カップも狙ったかのようなB級で、いちいち嬉しかったです。
    ビリビリと破く感じとか、うっかり持って帰ると破けてバッグが砂糖だらけとか…優等生じゃない、愛嬌があるのがいいのでしょうか。
    印刷機にケバが付いて嫌われそうな紙質も最高!
    中国で印刷してみたい!
    マティックさんのイラストで・笑!
  2. そうそう 印刷物といえば
    ホテルのパンフレット置き場にあった
    上海万博の案内パンフ
    写真が近代的なビル群に いかにも合成の
    ずれているモデルや公園が素敵に配置されていました。
    ビルの上が大きくて下が細くなったものなど
    日本では建設許可が出そうもないものも一杯あり
    さすが上海って感じでした。
    塩水っていう飲物を飲みました。
    甘いのに塩が入っている清涼飲料水でした。
  3. はなさん→
    さすが、印刷ネタには敏感ですね!狙っているのかどうなのか?というB級加減が絶妙のものに惹かれるんですよね・・・。確かに、中国の街の印刷やで刷ったらどうなるんだろう?という好奇心もあります。是非、実現したいですね。鹿児島から上海への発注・・・。
    Paraさん→
    いかにも合成モノ、多かったですね。上海のフォトショッパー達のセンスが、かなり未来的でやられました。
    塩水・・・・!買うときに勇気がいりますね。今度行ったときに飲んでみます!
  4. オオテマティックワールドにすんなり通じる砂糖パッケージですねー。星の感じ、私もこれ見たらマティックさんにお土産に持って帰ると思う。(笑)
    上海/中国やアジア諸国の印刷状況、気になります。視察旅行しなくちゃ。ちょい昔のアナログ感、好きなので、諸新興国の印刷物にたまらなくトキメキます。(仕事に支障のない程度。。。)
  5. kikaさん→
    初コメントではないでしょうか・・。有難うございます。写真も、旅先で現像するとイイ味が出る、という話を聞いて何度か試したことがあります。新興国らしさをテーマにした印刷物を作る場合は、やはり現地で印刷した方がいいんでしょうね。印刷工場を設立してみては如何でしょうか。