ホタルの季節とキタナイ話
オーテマハウス(自宅)から徒歩3分。蛍が飛び交う場所があります。きちんと撮影出来ていないのでアレなんですが、30-40匹は乱舞していますよ。今が見頃。
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話は変わって・・・
以前、このブログで紹介した「ソマモンド」の打ち合わせが先ほど終わりました。最終段階。吹上に昔から伝わる民話を取り上げているのですが、今回は、その中からボツになったお話を紹介します。ちょっとキタナイお話ですが、面白いので。
吹上の民話 増田逸彦:文 (昭和57年刊行)より
「うんことおなら」
うんことおならは、大の仲良しで、腹の中では、近くに住んでいるという。
うんこは、外に出たくなると、「オレは外に出たいが、犬に食われるのがこわい。お前、犬がいないか、ちょっと見て来てくれ。」と、おならに頼むのだそうだ。
頼まれたおならは、ブーッと音をたてて尻から出て行き、犬がいるか、いないかを調べ、鼻から、また、お腹へもどる。時には、音をさせないで、スーッと出て行ったり、まちがえて、他人の鼻に入ったりすることがあり、
「くさい。誰か、おならを出したね?」「お前だろう?」「あんたでしょう?」などと、親子で、あるいは友達同志で、鼻をつまみながら、口争いになったりする。くの字に曲げたマッチ棒をくるくるまわしながら、「ヘーナゴ、ヘーナゴ、誰がへをひったか、ひったなら、ひった方に、け向け」と、占いをする連中もいる。
まあ、そんなごたごたはあっても、無事、お腹にもどったおならは、外の様子をうんこに知らせる。
だから、おならが出ても、トイレに行きたくないのは、どこかに犬がいる時であって、トイレに行きたくなるのは、犬がいない時だという。
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あけおば
2012/05/16 17:50
温厚な穏やかな人柄の方でしたが
民話や歴史に寄せられた情熱は
それとは逆の激しく強いものがあられた
とてもすてきなおじ様でした。
吹上の民話がお菓子の袋から
語り継がれるなんて、いいですね!
ohtematic
2012/05/17 06:55
増田さんと直接お知り合いだったとは・・・。しかも、永吉で時計店を営んでいたなんて・・・。これから、かつての永吉の賑わいを取り戻すために、先人たちの熱い想いが必要になってきます。若者だけの知恵ではどうにもならない部分もあります。僕は中年ですので、先人の知恵と若者の力を繋げていきたいと思っています。