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date 2016.1.18
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文化一回り・・・

文化一回り・・・

昨年のクリスマスの出来事を今頃書きます。ビートルズについては特に思い入れはないのですが、何故かサンタさんからのプレゼントとして発売されたばかりのブルーレイが届いたんです。50年近くも生きていると、勿論、否が応でも彼らの曲というのは耳に入ってきているんですが、研究対象にするというには、ちょっと世代的にズレていたんです。最も影響を受けた洋楽というのは1978年から1989年くらいまでのほぼ10年間に殆ど詰まっていて・・・。時系列で並べて時代の移り変わりとサウンドが自然とリンクしています。
しかし、今の子供達にとってはフラット化された世界が既に用意されていて、音楽に古いも新しいも無い状態なんです。しかし、ここに来てのビートルズ!うちのリビングでは毎日音楽が流れていますが、「強い印象を受けた」という意味で彼らにとっての洋楽初体験というのは、原点回帰というか、おそらくビートルズになっているんだと感じたんですね。文化が一回りしたというか。ここから先は、横綱級の音楽や映画が再評価されていくのかもしれません。スター・ウォーズの新作にもそんなことを感じています。

Comments: 2 comments

  1. 私の場合、最も影響を受けた洋楽というのは1972年から
    1983年くらいまでのほぼ10年間に殆ど詰まっていて・・・

    ・・・ってマテさんから6年引いただけなんですけど実際その通りでして。
    スター・ウォーズ新作も含めて文化が一回りした感はやはり相当強いですね。
    横綱級の遺産ともいうべき事柄への再評価が発動するなら大歓迎でありますが
    副次的に同時に生じるであろう「ある種の喪失感」にどう向き合っていくかも
    我々の年代は考えねばなりませんね、、、。
  2. ohtematic

    Hammerさん、お返事遅れて申し訳ございません。そうですね、喪失感というのはキーワードだと思います。専門学校の学生や子供たちを見ていると、新しい世代が何を感じながら生きているのか、既に想像もつかなくなっています。それぞれの世代に夢があると信じたいのですが、世界全体が矮小化しているような気もするんですよね。