Category: news

date 2016.7.19
category news
tags
comments none | closed
RSS RSS 2.0

第33回む展無事終了〜

illustration ©ohtematic

7/17(日)をもちまして、第33回む展無事に終了いたしました。会場にいらしてくださった皆様、有難うございました。お陰様で期間中、1773名の方に鑑賞していただきました。写真は、16日(土)に行われた柳田合奏団によるコンサートの模様。この瞬間は130名ほどの聴衆が美術館のホールでひと時を過ごしました。柳田合奏団のメンバーの一人が、む展出品者の花田理絵子さんだったのです、今回のむ展のメンバーは34名〜木工芸、ガラス、日本画、油彩、写真、グラフィック、竹によるインスタレーション、などなど・・・様々な表現手法が入り混じる展覧会の中で、花田さんは何と音楽で参加されました。次々と演奏される音楽・・・美術館ホールとの相性は抜群で、何か異次元に吸い込まれてしまったような時間が流れました。また演奏している方々も普段接することのない落ち着いた雰囲気、しかも不思議なイメージの方々で、衣装も含め、SF映画の一場面を見ているようでもありました。
美術と音楽は表裏一体〜「聞こえる造形×見える音」というのが今回のテーマ。
次回のむ展に向けて、また今日から考えを巡らせてみようと思います。今後ともむ展をどうぞよろしくお願いいたします。

date 2016.7.15
category news
tags
comments none | closed
RSS RSS 2.0

第33回む展開催中〜

illustration ©ohtematic

鹿児島市立美術館で「む展」開催中です〜(9:30~18:00)。今日、明日は照国神社の六月灯ですね、県立博物館では企画展「ブキミな動物」も開催中。鹿児島の文化ゾーンで行われるこれらの3つのイベント、いずれも入場無料〜。「ついでにむ展」でも結構ですよ〜是非お立ち寄りください。
ただいま会場に到着・・・お昼ご飯の時に一時抜けるかも知れませんが18時の閉館時間まで会場におります。お待ちしております!
^^^
写真は展覧会初日に地元のテレビ局・KYT(鹿児島讀賣テレビ)さんの取材を受けた時のもの。今回の目玉作品・・・特陳作家の久保井博彦さんの巨大な作品群の前ですね。News Everyにて紹介していただきました。どうも有難うございます。

date 2016.7.12
category news
tags
comments none | closed
RSS RSS 2.0

本日より「第33回む展」@鹿児島市立美術館

illustration ©ohtematic

本日7月12日(火)より17日(日)まで「第33回む展」が鹿児島市立美術館にて開催されます。僕は第22回から参加しているので12回目かな・・・。その間、時代は変わり出品者も徐々に変わってきました。変わらないのは、普段は違う世界で活動している作家が、幅広い年齢層とジャンルの垣根を超えて集まっているという点。実は毎年、搬入〜設営時まで全貌が見えないのがこの展覧会の特徴なんです。

会期中、土曜日には柳田合奏団によるコンサートも予定されています。是非お誘い合わせの上ご来場ください。

〜〜〜

今回、僕が出品するのはイラストの仕事で実際に使用したラフスケッチ200点ほど、正確には数えていませんが、縦1.8メートル、横5メートルほどの大きさに貼り付けてあります。
・・・
 
僕は年間に大小合わせて1000枚ほどのイラストを描いています(きちんと数えたことはありませんが)。2ヶ月前に描いたものを忘れてしまうほど(純粋に頭が悪いだけかも知れませんが)、一つ一つの仕事はものすごいスピードで動いていきます。
 たまに、みなさんの目に触れるもの(おそらく5%未満)も描いていますが、その他は匿名性の高い仕事ばかりです。教育や医療についてのイラスト、web上の記事のカットなど、意識しなければ通り過ぎてしまうものが殆どです。
 そういう意味で、こうして美術館で展示出来るというのは、自分にとっては創作活動における特異点です。展覧会用に書かれたものではありませんからね。
 じっくりと鑑賞して頂くことが目的の絵は、作家の情熱や思想、哲学などが反映される場合が多いのですが、僕のイラストは、誤解を恐れずに言えば、見る側に「考えさせてはいけない」し、「自分自身の考えも表さない方がいい」という性質も持ち合わせています。ストレートに、イラストの目的が伝わらないといけない。薬のイラストであれば「これは何の薬だろう?」を疑問を抱かれてしまっては、アウトなのです。
 そのために、自分は「頭で考える」前に「手を動かす」必要があります。情熱や哲学は、日頃は持ち合わせているつもりですが、そうした自我を捨て去って画面に向かうのです。とは言っても、個性というものは恐ろしいもので、やはり自分自身からは逃げられず、どうしてもイラストの表面に出てくるものなのです。

date 2016.7.11
category news
tags
comments none | closed
RSS RSS 2.0

清々しい朝

illustration ©ohtematic

6時現在大雨が降っていますが、清々しい朝となりました。
もう4年前になってしまいますが、311の震災後、全国で初の知事選が鹿児島で行われ、当然、原発の再稼動が争点になりました。自分は、これまでになく選挙に対する関心や責任が高まって、イラストで出来ること、反原発の候補者に対して応援出来ること、いろいろと行動しました。近所の公民館に候補者を呼んだり、デパートでトークショーをしたり・・・。しかしながら結果は、残念ながら現職の当選。「原発再稼働の必要性を示した全国で初めての選挙」と当選した知事自らが発言していましたし、自分の信条に反して世の中は動いていくんだという何とも言い難い時代が始まったのです。鹿児島知事選に限らず、この4年間で随分と日本は変わってしまったように感じます。
そして今回の知事選+参院選ダブル選挙。
ついに新知事が誕生しました!自分は、前回のこともあって、政治的な発言は極力控えるようにしてきました。願掛けですね。言えば言うだけ、マイナス効果もあると感じていましたし。「鹿児島の県民性から言って現職を破るのは難しい」という話も、身近な人から聞いていました、しかしそれは、その人の個性であって、鹿児島の県民性ではなかったんです。
やはり、時代は、変わるときには変わります。しかし突然変わった訳ではなく、この4年間、静かに静かに不満は蓄積されていたんだと思います。
これからの鹿児島が楽しみになってきた朝です。

date 2016.7.9
category news
tags
comments none | closed
RSS RSS 2.0

精米

illustration ©ohtematic

年に4回以上は精米所に行きます。この近辺では自動精米器をよく見かけるのですが、新しいモデルが導入されたり、新しく精米所が出来ると思わず利用してみたくなるものです・・・
今回は、こちらで精米してみました。日置市にお住いの方であれば場所はわかるはず〜
IMG_9475
ヤン坊マー坊の天気予報は無くなってしまったようですが、笑顔はまだ健在。

date 2016.7.6
category news
tags
comments none | closed
RSS RSS 2.0

水泳大会

illustration ©ohtematic

大雨が降り続いていたのですが、つかの間の絶好の天気・・、永吉小学校(自宅から徒歩5分ほど)で水泳大会が行われました。少数教育の成果でしょう・・・泳げない人はゼロに近かったですし、見ていて気持ちが良い大会でした。先生とお母さんのノリツッコミがメガホン越しに行われたり・・・。情熱とユーモアがバランス良く入り混じっていました。長男はロジカルな動きでスイスイと計75メートルを泳ぎきっていました。
僕は泳ぎが苦手なんですが、マンモス校だったために指導が行き届かなかったんだろうと、勝手に責任をなすりつけています。

date 2016.7.6
category news
tags
comments none | closed
RSS RSS 2.0

アサカツの舞台が徐々に整う

illustration ©ohtematic

IMG_9442
毎週土曜日の朝7時から8時、「アサカツ」という自由な語り場を設けています。このブログでは何度かお伝えしてきたと思います。昨年の5月からスタートして毎週休まず、早くも1年が過ぎ、廃屋同然だった建物が今では随分と綺麗になってきました。僕はコーヒー(18杯分!)を淹れる係ですが、内装や外装に関しては地域で暮らす仲間たちが、綿密な計画を立てて(あるいは思いつきで)少しずつ整えています。
6月の後半に、写真のような手洗い場が誕生。これも近所で香港料理店を営む方が「いつか使うかも知れない」とストックしておいたシンクだそうです。
基本的には、自由に使っていただく場として機能しているこの場所・・・今後は月に2〜3日開く喫茶店も計画されています。
使用方法について悩んでいた時期も長かったこの物件、やはり行動してみると、後からいろんな知恵が出てきますね。

date 2016.7.2
category news
tags
comments none | closed
RSS RSS 2.0

あそんでいきます

illustration ©ohtematic

息子たちが見ているyoutubeの動画で、何度となく「それでは、あそんでいきま〜す」という言葉を聞いた。その多くはゲームの解説。お菓子のパッケージを開ける動画では「開けていきま〜す」という言い回し。こういう動詞って正しい日本語なんだろうか。岡田斗司夫氏が「公の時代」「個の時代」「露の時代」という年代分けをしていたのが記憶にあるけれども、まさに息子たちは「露の時代」ネイティブとして生きている。何か、個人的に遊んでいるのではなく、発表しつつ、世間に晒しつつ・・・というのが大前提になっているかのようだ。もちろん、一人ぼっちで遊ぶこともあるんだけど、その時にも常に露の意識はついて回っていると思われる。このような状況を止めるのは不可能だし、むしろこういう生き方は「未来への準備」なのだと素直に理解すべきだと思う(生理的な言葉の違和感はある)。
この「あそんでいく」という言葉を、強引に自分に結びつけると、仕事における創作活動だったり、地域活動に当てはめることができる。もともと、デザインは秘蔵する目的は少なく、露出していく行為であるから違和感は少ないのだろう。自分が好きなものを閉じ込めておいたり、自分の暮らしを地域に開いていかなかったり・・・そういう積み重ねが多い地域というのは、「持続可能な社会」から遠ざかるんだろうなあ、と思う。

date 2016.6.29
category news
tags
comments none | closed
RSS RSS 2.0

三男の誕生会

illustration ©ohtematic

母も含めると6人家族なので、1年に6回は誕生日会が開かれます。6/17の私の50歳の誕生日会に続き、6/27は三男が6歳になったのでまたパーティー。今年で幼稚園も終わり、来年からは子育ても次のステージに。
三人の男の子は、11歳、8歳、6歳と、それぞれ悩みや疑問の種類が違って面白い。6歳からはEテレの朝の番組「シャキーン」のコーナー「鬼tube」に出てくる鬼が本物かどうか尋ねられた。「う〜ん、どうかなあ、お父さんは本物を見たことがないから解らないよ」と適当に回答してしまった。8歳からは「どういう人が地獄に行くの?」という質問を投げかけられた。「そうだな、何かを成し遂げたからって天国へ行ける訳じゃない、むしろ、能力があるのに、使わなかった人が地獄へ行くんじゃないかな。」と答えた。これは、50歳ならではの良い答えだったと思う。子供がどう感じているのかわけらないけれど。11歳の悩みはテクニカルなものが多い、ビデオの撮影の仕方とか。本当の悩みゴトは胸にしまっておく年齢になったのだろう。
ケーキを囲む3匹の昆虫は、僕が買ってきたもの・・・。子供たちの、開封するときの喜ぶ顔が面白い。(飽きるのも早い。)こうした買い物も、そろそろ終わりに近づいているような気がするのであった・・・。

date 2016.6.27
category news
tags
comments none | closed
RSS RSS 2.0

短期集中連載〜永吉の景観を考える(6)ひとまず最終回

illustration ©ohtematic

IMG_9242.4
千田電機さん周辺
永吉エリアでも最も個性的な「変則4叉路」。
永吉のイメージを伝える重要な箇所であり、左側のブロック塀、徳田商店さんとの連続性をトーンで演出し空間的な広がりを創出したい。この4叉路、エネルギーがぶつかり、交わりあう場所だということは、特に霊感がない自分にも良くわかります。この場所の「気」をうまく運用することによって、永吉全体が活性化していくのは火を見るよりも明らかです。
都市部における「蔦屋家電」の動きがこちらまで伝わってきています。真似しても仕方ないけど、すでに高齢社会である永吉の方が、ある意味先進的な問題に取り組みやすいとも言えますね。千田電機さんにも「未来の永吉の生活スタイル」を提示出来るような空間を作ってほしいなあ。
(終わり)