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date 2016.5.23
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1976年の俺(6)

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1976年1月12日〜15日。
母方の祖母の葬儀を終え、今自分が暮している父方の田舎へ行ったことが記述されています。伊集院から永吉までは、おそらくタクシーを使ったのだと思います。今だと、3000円くらいかかるけど・・・この当時は幾らで行けたのだろうか。永吉に着くなり、吹上浜まで歩いて往復したんだなあ・・・小学3年生にとっては相当頑張ったと思います。(今より、体力があるかも知れませんけどね・・・。)葬儀のことは気にせず、祖父からもらったお年玉でプラモデルを買ったんだ・・・これはいかにも小学生らしい行動だ〜(多分、スーパーカーのプラモデルだと思う)。欄外に寝台特急のチケットが貼り付けてありますね。本当は西鹿児島-東京を結ぶ「はやぶさ」が一番好きだったんだけれど、この時は明星のチケットしか取れなかったんですね。岡山での途中下車。そこから新幹線に乗って東京、中央線で国立・・・という経路で自宅まで戻ったのでした。盆暮れ正月冠婚葬祭でしか田舎に帰らないという風習には、今でも疑問を感じます。

date 2016.5.23
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町内会に加入し地域作りに参加しませんか

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鹿児島市内から自宅へ帰る途中、車内から偶然見かけた看板。「町内会に加入し地域作りに参加しませんか」と書かれてあります。最近、朝のテレビでも取り上げられていました。町内会に入る人と入らない人、その考え方の違い。東京で一人暮らしをしていた頃を思い出すと、地域活動に参加するとかしないとか、そういう選択肢すらなかったんです。今は町内会の大切さを身にしみて感じていますが・・・大都会であれ小さな田舎であれ、無意識的に「ローカルで生きられない人が増えている」ことが、結果として日本全体を疲弊させてしまうと思っています。近所付き合いが大変なのではなく、近所付き合いが出来ない社会の方がよほど大変でしょう・・・。

date 2016.5.15
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日置市を案内

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ゴールデンウィークの出来事だから、もう一週間以上経ってしまいました。東京からとある仕事仲間が来て、鹿児島を案内することになったんです。こういうケースはこれまでも何度かあって、歴史好きの人には歴史コースを、グルメな人にはグルメルートを案内する流れになります。とにかく、皆さん、時間がない。急いで回らないと鹿児島の魅力を伝えられません。今回は日置市に絞り、千本楠〜吹上浜〜オーテマハウス〜TAMAYA〜とある音楽家のスタジオ〜江口蓬莱館〜沈壽官窯tawarayaというコース、もっと感じてほしかったのですが、飛行機の時間も迫っておりタイムアップ〜。
「仕事仲間」と最初に記してしまった方・・・今回日置市巡りを一緒にしたことで、友達になってくれたような気がします。その方は熱心に案内先で情報を集め、小さな話でも耳を傾けていました。どうやら地域のコミュニティのあり方について関心を持っている様子でした。移動距離はとてつもなく長いのに、クリエイター同士のつながりが深かったからかも知れません(時間を割いてくださった皆さんありがとうございました。)。そしてみんなが日置市らしさについて、確信や誇りを持ち始めていることも伝わったような・・・。

date 2016.5.15
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Kagoshima illustrators file 2016 SPECIAL EXHIBITION @ U1 SPACE

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薩摩川内市隈之城にあるギャラリーU1 SPACEにて「Kagoshima illustrators file 2016 SPECIAL EXHIBITION」が開催されています。31日まで。2010年より毎年一冊発行されている「Kagoshima illustrators file」(写真上)。展覧会は、この冊子を大型出力したものなのですが、鹿児島のイラストレーションシーンが見渡せる内容となっています。毎年この冊子を編集している竹添星児氏は、ちょうど昨年の今頃「ODK(おしかけデザインかごしま)」のホスト役として「さつま町の温泉」をテーマに活動していました。
これまでクローズアップされることが少なかった鹿児島のイラストやデザイン事情・・・最近注目されているという見方もありますが、関心は依然として薄く、やはり「まだまだこれから」と感じることが多いです。竹添氏らの活動によって、感じる側の意識がどんどん高まることに期待しています。

date 2016.5.15
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久しぶりのアナログ作品

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展覧会では最近アナログ作品を展示する様に心がけています。直接、原画を見ていただく場合は、やはりデジタル出力というのは伝わるものが少ないんですね。また、同じ制作時間をかけるのであれば(同じく原画を見て頂く場合)、やはり伝わる情報量の多さもアナログの方が上だと感じています。仕事でデジタルを続ける意味というのは、印刷されたり、モニター上で見ることが前提となっているためです、この場合はデジタルの方が早く確実に伝えられるんです。精度という点についてもデジタルには未だに取り憑かれています。
この画像は、とある施設に5月9日に収められたもの。多くの子供達の目に触れることになりそうです。大きさは20号。「号」という大きさで絵を描くことはあまりないのですが、指定されたサイズだったんです。おもむくままに筆を走らせると、こういう表現になります。
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date 2016.5.13
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サルミアッキってなんだ?

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今年も専門学校でイラストレーションゼミの授業が始まった。これまでの評判が悪かったのか、3年生は受講せず、2年生の6名のみを担当しています(1年生は必修で別の授業があります)。その中の一人がフィンランドからやってきた女性なのです。クールジャパンに惹かれて、何故か鹿児島に辿り着いたのだと思われます。その彼女が授業が始まる前に「これはフィンランドの人は大好き、だけど日本人はみんな嫌う」と言いながら写真のキャンディーを僕に手渡してくれたんです。甘いもの、お菓子が大好きな自分としては楽勝だろうと思って口にしたのですが、人生初めての味わい。この歳になっても初体験があるのだなあと・・・。確かに、お世辞にも美味しいとは言えない、甘くはなく、辛い味?これは日本人にとっては臭みに感じられる匂いだろう。調べてみると「サルミアッキ」と言う代表的なお菓子だそうだ・・・パッケージはアダルティな感じがするから子供は食べないと思うけど。もっと可愛いデザインのものもあるのかな?

date 2016.5.13
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ブラシの木、満開

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自宅の庭に植えてある「ブラシの木」が満開です。二種類植えてあったのですが、僕が気に入っている方(花が咲いた後に枝に履歴が残るもの)は昨年の台風と雪の影響なのか、残念ながら枯れてしまいました。もう一本の方は元気なようです。独特のフォルムが気にいっています。ご覧の通り一輪挿しでも存在感充分。
枯れてしまった方の情報は、以前(2005年)にもお伝えしています

date 2016.5.8
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友人からもらったもの

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先日、大隅半島から薩摩半島に引越ししてきた友人から頂いたもの。たくさんの雑貨や家具などを所有されており、引越しの際にはガレージセールも行われたそうです。その時に出向けば良かったのですが、どうしても行けなかったので「あの・・・車の中に丸い玉が入っているヤツと、油田のオブジェをキープしておいてほしい」とお願いしておいたんです。後日無事に受け取ることが出来たんですが、あらためて、こうして並べてみると、自分はアクリルに閉じ込められているものが好きなんだろうなあ・・・と思ってしまいます。正確に言うと、車の方は中が液状になっていて玉が浮遊しています。油田の方も、原油が閉じ込められているんです。
ニューヨークに行った時もグッゲンハイムでスノードームを買ったし、一昨年の夏は長瀞で同じくスノードームを買いました。フライングタイガーでは昆虫が閉じ込められている置物も手に入れたな〜
こういう技術が自分の中にあれば、なんでもかんでも透明のもので覆ってしまいそうな気がします。

date 2016.5.8
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有名建築

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南さつま市金峰町大坂にある「金呂利だんご」のお店です。僕が若い頃に買ったアメリカのダイナーの写真集があるんですが、外観が恐竜や魚などなど個性的なお店ばかり。車社会のアメリカですから、かなりの速度で走っていても、店内の様子を想像させるための様々な工夫が施されているんですね。まあ、恐竜のお店は何が食べられるのかわかりませんけれど。
そういう意味で、お団子屋さんがお団子の形をしているというのはごく当たり前の発想なのかもしれません。しかしこの辺りでは珍しい。発想まではできるけれど、実際施工されるとなると、それなりの勇気がいる筈なんです。この3次曲面の骨組みを製作した方と、タイムトンネル(私のアトリエ)のH鋼を曲げた方は、同じだと聞いたことがあります。親戚に出会ったような眼差しで見てしまいます。

date 2016.5.8
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仲良しの樹

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吹上浜海浜公園の中にある「仲良しの樹」。初めて見たのですが、これはもっと有名になっていい場所だと感じました。ココスヤシを周りから抱きかかえるようにして松が成長しています。人間のポーズに近く思わず感情移入してしまいます〜
私の自宅の庭には、同じくココスヤシに対してアコウの樹が寄生しているのですが、アコウの性質としては当たり前なんです。松がこのような状態で見られるのは珍しいと思います。