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date 2012.1.27
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今週は百足(ムカデ)を描いてます。

今週は百足(ムカデ)を描いてます。

仕事の合間を縫って、今週はムカデを描いております。「百足」と書いて「ムカデ」とする漢字は大げさな例えで、実際は40本しかありませんね。しかし、1本1本描いているので、なかなか終わらず・・今ようやく36本目にこぎ着けました。先日、たまたま観たNHKの番組では、若冲が鶏の羽をどう表現したのか?なんて話題が取り上げられていましたが、まさに、そうした先人達のテンションをどう乗り越えられるか?というのがひとつのテーマでもあります。江戸時代はフォトリアルという概念自体がなかったから、精密に描けば描くだけ意味があったんでしょうね。今は価値観も多様化したので、写真っぽいとか、下手とか上手いとか、単純な評価軸では語れない複雑な時代です。しかし「熱意そのもの」というのは、テクニックうんぬんを超えて、ごまかしようなく、絶対に通じる筈だと信じて創作するしかありません。
話題は変わって「最近、メジロやスズメを見かけなくなった」という投書を南日本新聞で目にしました。それが、88歳と91歳のおじいさんからのものだった。僕よりも倍の冬を体験しているので(なおかつ今は静かな暮らしをしている・推測ですが)、特にこうした異常事態についての「アンテナの張り具合」のレベルが違う。原因は、桜島や新燃岳なのか、はたまた放射能なのかわかりませんが、メジロはうちにも来ないですね。自然の事については、若冲もそうだし、鳥の事を気にしているおじいさん達もそうですが、とにかく、昔の人の話を聞いた方がいいかも知れません。

Comments: 3 comments

  1. masanori

    ムカデを描いているのですね。やっぱり幼虫(この呼び方が正しいか分かりませんが)のときから、足の数は同じなんでしょうか。私的にはあのたくさんの足が規則的に動く様子がどうも好きになれなくて、磯にいるゲジゲジみたいな虫?も全くダメです。
    メジロ、スズメの投書は私も読みました。確かに砂丘荘の裏手はスズメ達のパラダイス状態で一年中うるさいぐらい鳴いてましたが、ここ最近一羽も見かけません。その代わりカラスが異常に多いような気がします。何か不吉な前触れのようで、とても不気味です。
  2. 雀って少なくなっていますね。
    ハウスの中に迷い込んで死ぬので、入らないように追っ払っています。
    3日前には、ひばりが鳴いていて、昨日はウグイスが鳴く稽古を始めていましたよ。
  3. ohtematic

    masanoriさん→
    僕も、ムカデは最も嫌いな虫かも知れませんね。以前にも書いたかも知れませんが、背中にポタッと落ちて来て、悲鳴をあげたことがあります。そんな訳で「何故嫌われるのか?」を解明すべく、克服すべく取り組んでいるモチーフです。
    やはり、砂丘荘にもスズメは来ませんか・・・。心配ですね。うちの近くも、カラスがやたらと多くなりました。スズメたちはもしかして彼らに食べられてるのかな?
    アグリさん→
    ご無沙汰しております!ウグイス、そういえば、例年はもう鳴いていていい時期かも知れません。今年はまだ聴いていません。ン〜困った。