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date 2014.4.20
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「蓑笠市」有り難うございました

「蓑笠市」有り難うございました

例年、4月17日に開催されていた「蓑笠市」。今年は実験的に土曜日にシフトして、4月19日に開催しました。古くからこの市に親しんできた世代にとっては、違和感のある出来事だったと思います。実際、周辺のお店には問い合わせが多かったと聞いています。結果としては、僕が関わるようになってからは、一番の人出だったのではないかと思います。土曜日開催は成功だったのではないでしょうか。反省点も様々あります。まず、無料運行バスのアナウンスをしたにも関わらず、実際にはこちらの連絡ミスで運行されなかったことです。本当に申し訳ございませんでした。問い合わせが入り、その場で(実行委員会の)メンバーが直接車を出して、送迎出来た場面もあったと聞いていますが、ご迷惑をおかけしてしまいました。
これまでの蓑笠市を支えてくださった露天商の方々と、新しい仕組みの中で参加してくださった地元の方々や鹿児島市内の仲間とのコラボレーション。絶妙なバランスだと僕は感じています。普段は接する事のない人たちが交流する場として十分機能していたと思います。短い時間ではありますが、こういう場がイベントだけでなく、日常の風景として当たり前になって欲しいと願うばかりです。地域おこしの失敗例は、(例えば行政とNPO間の、NPOと民間の)相互依存が原因である場合が多い、と先日Facebook上で読みました。つまり、自らが「街の主役」として出来ることを実行していく、そういう局面に入ってきたと言えます。僕がやっている活動も、行政や公民館には多大な協力を得ているものの、これまでとは違った軸をイメージしています。ただし、あまり無理はしない様にしたい。今、多くの田舎は存続の危機に直面していますので、住み続けられる地域づくりのために、これからも粘り強く活動していきたいと思います。どうも有り難うございました。

Comments: 2 comments

  1. 子どもが遊べる大人の催事だと感じました。
    ありがとうございました。
    行政とNPOの、NPOと民間の「相互依存」。
    まさに、現実問題です。
  2. ohtematic

    ari-koさん有り難うございます。昨年までは、「ダンボールハウス」という子供向けのプロジェクトに参加して頂いていたのですが、昨年度は参加者がゼロだったので、今年はお誘いを諦めました。このあと、もっと子供たちや地域との連携を強くしていかなくてはいけません。自分の発想や行動力だけでは限界がありますので、お力添え頂ければ有り難いです。