「川内原子力発電所に係る新規制基準適合性審査結果に関する住民説明会」に出かけてきました。
伊集院文化会館で行われた「川内原子力発電所に係る新規制基準適合性審査結果に関する住民説明会」に出かけてきました。規制委員会の方々の説明は、静かに論理的に進められましたが、質疑応答の時間に、参加者から熱意のある質問が立て続けにあって、騒然とする場面も。傍観者が多いこの日本で、大人が本気になって怒っている姿を見ると勇気づけられます!こういう物々しい会場の雰囲気を味わえただけでも、参加して良かったと思っているところです。原発問題、311の事故から3年7ヶ月が経ちますが・・・記憶は薄れるどころか、今でも再稼働に反対する国民は5割以上はいます。民意が反映されないのは、何故なんでしょうか(選挙結果も毎回不思議)。推進派の人たちは口をつぐんでいるから、意見を聴いたことがないんです。ただ、むやみに敵を作っても解決されないですよね。僕は九州電力の人も再稼働は避けたいと思っているのでは?と考えます。原子力規制委員会というのは、言い方を変えれば「厳しく規制をかけながら再稼働に導く委員会」なんですよね。今夜、その事が良くわかりました。素人考えですが、この規制委員会に対して、再稼働阻止委員会を、同じレベルの知見を持った方々で組織し、意見をぶつけ合わないとフェアじゃないなあと。反対派はどうしても個人や小さな団体・組織になってしまいますからね・・・。規制委員会は科学の話を淡々と進め、参加者は生物としての生理的な話をする、そんな二者が共有出来る答えは見つけられるのでしょうか。最初から意見がかみ合わないように出来ている説明会だった様に思います。説明会が終わった後も、参加者からは説明不足や質疑応答が不十分だったことを理由に、また説明会を開いて欲しいという意見が飛び交っていました。また、会場を出た後、表でマスコミの取材が沢山来ていたことも印象的でした。鹿児島が再稼働を阻止出来れば、その動きは全国に波及していく筈です。















バジル
2014/10/11 09:15
昨夜、私も住民説明会に参加しました。
規制委員会の方々が淡々と語られる一方、真剣に意見される方、熱心に質疑される方々が印象的でした。
両者の温度差に触れることができただけでも、参加して良かったと思いました。
と言いつつも、参加者の少なさが、若干気になりました。
特に女性や、若い世代の方々。
参加にあたり、申込み(住所だけならまだしも生年月日は必要?)が必須だったり、夜間開催というのは、遠隔地の高齢者や女性(幼いお子さんを持つ主婦の方々等)等にとって不利な設定ではないか・・・と思います。
今回の資料で、川内原発再稼働に伴うリスクを改めて学習でき、エネルギー問題について感がるきっかけとなりました。
こういう学習会を各地でしていかないと、住民全員には届かないのでは?と思います。
少々、昨日の余韻が残っているようで、私も!?熱っぽく書いてしまいました。
失礼いたしました。
ohtematic
2014/10/12 17:49
川内原発については、この3年7ヶ月あまり・・・毎日、どこかで考えている問題です。今回ようやく規制庁の方々の話を聴く事が出来、また、会場内の雰囲気を感じる事が出来て、充実した時間になりました。バジルさんのおっしゃる通り、このリアリティが原発立地県である鹿児島県民のみんなに届いているかというと、疑問です。みんなで真剣に反対すれば再稼働を止められる筈だと・・・知事選の時からずっと考えていますが、やはり、どこかでみんなが真剣になっていないのではないかと思わざるを得ません。是非、また説明会を開いて欲しいですね。今度は、規制庁の方々の説明ではなく、再稼働に反対する知見を持った人たちとの
対話形式の場が欲しいです。何度も何度も、違う場所で違う時間帯に!
2014年を生きる我々だけで、こんな重要な問題に答えを出して良いものなのか、疑問です。