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date 2014.10.30
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川内原子力発電所に係る住民説明会@伊集院文化会館

川内原子力発電所に係る住民説明会@伊集院文化会館

住民の希望に沿った形で行われた追加の説明会に出席して来ました。予定されていた時間を1時間オーバーし、質問が打ち切られた後は壇上に来場者が上がって警備員に取り押さえられるなど・・・物々しい雰囲気に。質問者の誠意ある「命について、自然についてどう考えるか」という種類の問いに対して、未だに低コスト(違うけど)などの経済的論点で受け答えする九州電力(ようやく登場)や国、県の偉い人たち!の回答が対象的でした。持っている言葉が違う、こちらは生物言語、向こうは経済と科学のデータ。どこまで行っても説明には納得できません。
(いつも映画「アバター」の構図を思い出してしまいます)
今回も空席が目立っており、鹿児島県民の関心の低さが露呈された格好になってしまいました。若者も極端に少ない。再稼動阻止に向けて、これから鹿児島の知性が問われます。NO NUKES KAGOSHIMA!IMG_1211.jpg

Comments: 3 comments

  1. 吉田 茂

    鹿児島市民の関心の無さ。という指摘はその通りだと思います。それは川内から一応は離れている。という程度の安心感と思い込み。それと、そう簡単に地震、津波は発生しない。という驕り・・・かな。川内は川内の理由があり、県は県の理由があり、その中で原発再開反対という全国的な動きがあり・・・おっしゃる通り、アバター・・・ですね。今回の福島で、だれしもが確認できたことは、事故が発生すれば、実際は鹿児島県だけの問題ではない事も事実です。しかし、経済が存在する。県単位の問題であれば県民投票で民意を問うことぐらいしか決着はつかない事だと思います。仮に、鹿児島市民全員が再稼動反対の狼煙を上げたとして、薩摩川内市民はどういう動きをするのかな。  すみません。思いつくまま・・・
  2. バジル

    前回は、突然コメントを記述させていただき、失礼いたしました。
    今回の補足説明会も参加しました。
    日置市以外の方々のご意見や質問を伺うことができ、国、行政、事業者の応答を聞くにつけ、真に問われているのは何なのか、確認できたように思います。
    「持っている言葉が違う」・・・・まったくそのとおりです。
    今日の新聞や報道の反応を見たところ、「県民の声は届いていない」感が強く、このまま国の方針に流されてしまうのかと残念に思います。
    この無念を、どう表現したらよいのかわかりませんが、多くの方に核を持つことの恐ろしさを知ってもらいたい(特に子供たちに)です。
    NO NUKES KAGOSIMA !

    話は変わって、永吉地区についての情報がきっかけで、HPを読ませていただいてます。
    幼少時、永吉で育ちましたので、現在の様子を知ることができ、楽しみにしています。
  3. ohtematic

    吉田さん→コメントありがとうございます。何故、再稼動の対象として鹿児島が全国で最初にターゲットにされたのでしょうか?関心のなさ、という言い方も出来ますが・・・僕はネット利用者が少なく、真実を知らない人が多いからだと思っています。「鹿児島は田舎だから大丈夫だろう」という視線で見られているのでは?その事が悔しく、恥ずかしいです。薩摩川内市は、原発を必要としている人が多いイメージですが、今回、薩摩川内市の市議会は、11件の再稼動反対の陳情書を不採択とし、1件の再稼動推進の陳情書を採択しました。おかしいですよね・・・。選挙や市議会で、民意が反映されないことは思い知らされました。権力を持っている彼らの気持ちを変えていくしか方法がない様な気もします。
    バジルさん→コメントありがとうございます。永吉のご出身だったのですね。今、永吉小学校の統廃合問題など、限界に近づいてようやく動き出した感があります。楽しみながら地域づくりをしたいと考えています。今回の説明会、その内容のほとんどは「もし事故が起こったら」というものでした。再稼動ありき、事故ありきの説明ばかりで、命や自然の大切さについては全く語られませんでした。会場にいて、虚しく、悲しくなりました。この感情を県民のみんなで共有出来たらなあ・・・と思います。