「覚えてもらっている」ということ
「ああ、そろそろあのお店のピザが食べたいな」と、どのくらいの人が思うのか?そういう感覚と同じで「また、大寺のイラストを使ってみたいな」と思う人がどのくらいいるのか・・・友達や知り合いだけではなく、遠く離れた細い繋がりにある人々が、今の自分をどのように感じてくれているのか、ここが非常に大切だ・・・。20年以上前に、個展を開催させていただいた渋谷の喫茶店「ウィリアム・モリス」のオーナーから「そろそろ個展しませんか?」と声がかかった。鹿児島に移住して間もない頃は、何度かコーヒーを飲みに行ったが、ここ最近は、随分とご無沙汰している。それでも、僕のことを覚えていてくださり、今回声がかかった。
東京に行く用事が出来たので、久しぶりにお店を訪ねた。宮益坂を上った裏手、隠れ家的な存在の喫茶店である。様々な作家が20年にも渡って、個展を開いてきた。5周年、10周年という節目には、そうした作家から、オーナーに対しての「絵手紙展」が開催された。その蓄積が、いい意味でまったく感じられない新鮮な雰囲気の店内。移り変わりの激しい街にありながら耐えられたのは(昨年、上の階が火事にあって大変な目にあったそうだが)オーナーの先見の明もあるのだろう、流行り廃りではない美意識が行き届いている。オーナーの表情も昔と変わらない。1時間近く話をして、8月に、久しぶりに東京で個展をさせて頂くことになった。
しば
2015/02/10 21:40
点数は少ないですが、ご機嫌な展示でしたよ!
まだ在京中ならいかがですか?
シトロエンを見に行くだけでも
もしかしたら撮影可なのかも結構撮影してる人いました。
ohtematic
2015/02/11 08:58